農業サプライチェーンを改革し
アフリカの貧困問題を解決

Alphajiri
CEO
薬師川智子

Alphajiri

Alphajiri(アルファジリ)とは

  • 青年海外協力隊でケニアの大豆普及に取り組んでいた薬師川智子が2016年2月に起業
  • ケニアで農作物の栽培~流通全体を整備・改善することで、農家の収入を安定
  • 農作物を買い取り保証する農家1万人、東アフリカ各国への進出をめざす

HISTORY

これまでの歩み
2014.01
           

事業リーダーが目指す理想の社会

薬師川智子が、青年海外協力隊員としてケニア・ミゴリ郡で活動を開始

2015.03

ミゴリ郡の、26名の小規模農家に対し大豆の契約栽培を開始

2016.02

協力隊員の任期を終え、アルファジリ社をミゴリ郡に創業

2016.09
         

事業リーダーが目指す理想の社会

累計契約農家数が500名を突破

2016.11

クラウドファンディングにより3,195,000円を調達

2016.12
        

累計大豆流通量が150トンを突破

2017.06

ボーダレスグループ加入が決定

        
2017.06

事業拡大にともない、ミゴリ郡内の22の農村を管轄するフィールドオフィサーを採用

SOCIAL IMPACT

ソーシャルインパクト

SOCIAL BUSINESS

ソーシャルビジネス紹介

農業サプライチェーンを改革

農家の安定した生活のため、農作物の栽培から流通まで整備・改善

アルファジリの拠点、ケニアのあるサブサハラ・アフリカ地域の貧困率は、約40%と非常に高く、最低限の栄養、衣類、住まいのニーズすら満たされなくなるレベルであり、非常に危機的な状況です。特に農業が仕事の大半を占めるケニアでは、小規模農家が安定的に収入を得られることが貧困解決に欠かせない要素となります。小規模農家の悩みは「大量生産できない」「求められている品質がわからない」「輸送が大変」等広範囲にわたるため、アルファジリは小規模農家が高品質な作物を栽培し、加工メーカーに輸送できるシステムそのものを作ることで、農家の収入向上をサポートできないかと考えました。

現在、ケニアで大豆を栽培する小規模農家を組織化し、種子・農業資材の貸付、契約栽培を行っています。栽培された高品質な大豆は、安定した価格で買い取り、この大豆を原料調達に困っている加工メーカーに販売することで、農家と市場双方にメリットをもたらし、食糧の安定供給にもつなげています。

事業立ち上げのきっかけ

ケニアの農家と暮らす中でみえてきたもの

私は中学時代から「不公平な社会を変えたい。生まれつきの貧困や差別により、自分で人生を選び取ることができない人々の暮らしを変えたい」という強い思いがあり、社会人を経たのち青年海外協力隊員としてケニアへ赴任しました。協力隊員として貧しい農家とともに暮らす中で、農家が安定的・継続的に収入を得られて、文化的な生活ができるためには、農家が農業で収入を得られる方法が必要だと実感しました。

しかしケニアでは、市場のある農産物を作っても、農家がメーカーの望む量・品質・納期に応えることができないため、「作っても売れない」現象が起きます。農家の自助努力では、市場の要求に応えることは難しく、生産者・市場双方にメリットのあるビジネスが必要であるという結論に至りました。そこで協力隊時代に深く関わった大豆で、生産から卸までを一貫したマネジメントを実現したいと考えました。

目標は2020年 契約農家1万人

農家の悩みにとことん向き合いたい

アルファジリの事業は、ケニアの小規模農家にとって「農業指導を得られること」「作ったら適正な価格で売れること」「現金が直ぐに得られること」の3つの点からメリットがあると考えます。生産効率の悪さを解消するために農業指導からおこない、適正な価格で農家から買い取ることで、安定した収入につなげることができます。

2016年度は410名の契約農家に対し、100トンの大豆を買い取りました。今後は大豆以外の農作物の取り扱いをはじめるとともに、2020年には年間契約農家を1万人にし、ゆくゆくはマイクロファイナンスの導入・東アフリカ各国へ進出したいと考えます。

事業リーダーが目指す理想の社会

環境による不公平をなくしたい

「すべての人が、自分の意志で、自分の人生を選び取れる社会」、それがわたしが目指す理想の社会です。全ての人々が幸せに生きるためには、まずは各々が自分の望む生き方を選び取れることが前提だと考えます。しかし世界中には、貧困や差別により、教育を受けられず意志を持つことすらできなかったり、お金がないことで衣食住すらままならない人々が大勢います。私たちは、意志の実現を阻まれた人々に常に届く存在でありつづけ、自分の意志で、自分の人生を選び取れる社会をつくっていきます。

事業リーダーが実現したい理想の社会