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ボーダレスのこれから PODCASTを聞く

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    BORDERLESS LINK 代表 犬井 智朗

    わたしのHOPE
    ミャンマーを誰もが 幸せに暮らせる国に

    貧困、紛争、差別、社会課題が溢れるミャンマー。
    クーデター以降の政治的、経済的混乱で、将来の希望を失われたたくさんの若者たち。
    希望の光を照らし続け、誰もが幸せに暮らせる社会を目指します。

    HISTORY

    これまでの歩み

    • 23

      ボーダレスジャパンに参画。

      社会起業家のイロハを学び、最速で成長できる環境を求めて、ボーダレスに入社

    • 23

      POST&POSTに参画。事業立ち上げ

      ゼロイチの経験を求め、新規事業立ち上げに参画。社長吉田の右腕として黒字化実現

    • 24

      ミャンマー移住、ボーダレスリンクを起業

      入社1年半、時はきたり。ミャンマー移住を決意。農家向け事業をスタート。

    • 29

      Borderless Myanamar Fertilizer立ち上げ

      クーデターで国がボロボロに。新規事業でミャンマーに希望の光を灯そうと決意。

    わたしの物語 わたしの物語

    01

    なぜ会社を立ち上げたのか?

    起業準備中のメンバーたちと共に

    “We are not really alive, we are just not dead”

    「僕たちは死んでないだけで、生きているわけでもない」 5年間通い続けたタイ、ミャンマー国境地帯の難民キャンプで、同世代の友人に言われた一言。

    生まれた頃から、キャンプの外に出ることも、将来の夢を描くことも許されない彼らの人生と、 何不自由なく18歳まで日本で生活してきた自分の境遇の違いに罪悪感すら覚えました。

    幸運にも自分に与えられた「選択する権利」を、選ぶことを許されない彼らのために使い、彼らが自分の人生を、自らの選択で生きていくことができる社会をつくりたい。そう決意し、起業することにしました。

    難民キャンプの仲間たちと

    国境地帯で苦しむカレン民族の仲間たちのために。そんな思いで始まった僕の起業家人生。 ソーシャルビジネスを通してたくさんの人と出会い、たくさんの課題を目にすることで、次第に、彼らだけでなく彼らのように貧困や紛争、差別に苦しむ全ての人のために活動したいと、気持ちが変化していきました。

    貧困や差別、紛争で苦しむ全てのミャンマーの人たちが、自らの選択で人生をあゆみ、幸せに暮らせる社会をつくりたい。 今は、そんな志のために、「2050年までにミャンマーでソーシャルビジネス1000社立ち上げ」を目指しています。

    事業紹介の様子

    02

    今の仕事の喜びは?

    「会社のために社員がいるのではない、社員のために会社がある」 ボーダレスに入社した頃、尊敬する上司がいつも言っていた言葉。

    今でも僕の経営の根底にはこの考えがあります。 社会も、国も、会社も、人が育って、初めて成長、発展する。 そんな信念のもと、社員の自己成長、自己実現を一番に考えています。

    なので、一番の仕事の喜びは、社員の成長を感じた時です。 弊社の社員は90%以上が二十代前半と、非常に若い会社です。

    Borderless Linkのメンバーたち

    ミャンマーの若者が、困難にぶつかりながらも、自らの目標に向かって、愚直に頑張り結果が出た時、 彼らの将来の可能性に思いを馳せているとき、自然と心が躍ります。

    ミャンマーで事業をしていると、想像だにしない出来事や、心が折れそうになる事もたくさんあります。 でも、そんな時、僕より若いミャンマーの若者が、自分たちの人生を変えるため、国を変えるために、 一生懸命に頑張っている姿を見ると、一番先頭にいる自分が立ち止まってる場合じゃない。 そう思わせてくれます。

    メンバーを鼓舞しながらも、実はメンバーが頑張る姿が僕を鼓舞してくれています。

    Borderless Myanmar Fertilizerのメンバーたち

    03

    次のチャレンジは?

    ミャンマーで事業を2つ立ち上げ、その経営をしながら、 現在はボーダレスミャンマーとして事業プランニングをしているメンバーの伴走をしています。

    立ち上げた事業をもっともっと大きく、全国に展開すること。ミャンマーで社会起業を志す若者をサポートすることと同時に、自分自身でも、もっとインパクトの出る事業をたくさん作っていきたいと思っています。

    特に、僕のスタート地点でもあり、クーデター以降さらに状況が悪化している、紛争から逃れた難民のための事業にチャレンジしたいです。

    「紛争中だから」「なかなかビジネスにするのが難しいから」いろんな言い訳をして避けてきた、本当は一番やりたくて、やらなければならない事業です。

    また、ミャンマーの中でも今事業をしている場所よりも、もっと貧困の状況が深刻な地域での事業も必要です。 チャレンジしたいことを言い始めると、キリがないので、一つ一つ着実に前に進んで行ければと思っています。

    事業説明の様子

    PROFILE

    犬井 智朗

    1993年生まれ、京都府出身。
    学生時代に難民キャンプで生活した経験から、起業を決意。
    2016年にボーダレスジャパンに参画し、2017年にミャンマーに移住。
    フェローとしてボーダレスリンクを起業。
    現在はBorderless Myanmar Fertilizer社長とBorderless Myanmar代表の三足の草鞋で活動中。
    目標はミャンマーでソーシャルビジネス1000社立ち上げ。

    わたしが働く会社