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ピープルポート ZERO PC事業統括 藤井 優花

わたしのHOPE
多様な個性が輝く 社会のインフラを創りたい

難民の方々も含め、日本に暮らす全ての人々が、夢や目標を追いかけることで得られるワクワクや達成感、生きがいを持てるような社会のインフラを創りたいと思っています。

HISTORY

これまでの歩み

  • 20

    日本、デンマーク、ベルギー、オーストラリアで難民支援に携わる

    ベルギーで出会ったパレスチナ難民の青年との対話から、 日本に暮らす難民の人たちの人生の再建に伴走したい、それを仕事にしたいと心に決める。

  • 22

    日本社会でDEIを推進するべく、大学を休学し、組織開発のコンサルへ

    人材開発、組織開発の面白さを学ぶ。同時に、多国籍なチームが当たり前の環境を、日本企業でどう実現できるか、迷子になる。

  • 24

    自分が雇用を生み出す側になりたいという想いで、ボーダレス・ジャパン入社。

    ジブン事業一期生として、新規事業For Goodの立ち上げを経験し、もっと難民の人たちの顔が見える現場で働きたいという想いが大きくなる。

  • 25

    間接的ではなく、直接的に!難民の雇用創出を行うピープルポートへ移籍

わたしの物語 わたしの物語

01

なぜボーダレスに入ったのか?

新卒から社会のために働けると、心から感じたのはボーダレスだけだった

私には、日本で実現したい職場環境があります。
それは、学生時代にインターンしていたデンマークの国際NGO Crossing Bordersで見た光景です。

オフィスには、20ヵ国以上からスタッフが集まっていました。
ここでの職場体験は私にとって目指したい理想の社会でした。

ワーキングママさんが15時にお子さんのお迎えに行くのをあたたかく送り出す、
レズビアンカップルの同僚たちが隠さずオープンに恋愛話をできる、
パレスチナ難民の背景を持デザイナーがイキイキと楽しそうに仕事をする、
そんな場でした。

「ああ、この温かくてカラフルな場をもっと日本に創りたいな」と強く感じました。
そのためには、私自身が働く場所を創る側になる必要があると思い、”新卒”からそのための経験を積むことができる選択肢がボーダレス・ジャパンだけでした。

02

今の仕事の喜びは?

人生に希望を感じられず暗い顔をしていた同僚が、キラキラした笑顔で、仕事をしたり、家族のことを話したりする瞬間です。

ピープルで働いて半年ほど経った頃、このために働いている、と感じる瞬間がありました。
2019年に命の危険があって、家族を故郷に置いて単身で母国から日本に来た同僚がいます。

パートナーと結婚したばかりの頃に国外へ逃げてから4年間、ずっと離れ離れだったことで、相手の家族には「もう離婚しなさい」と言われたこともあったそう。
そんな中で、やっと、パートナーが日本に来れることになり、到着の数日前からいつにも増してずっと笑顔でキラキラしていました。

空港での泣きながら、笑いながらのビッグハグ。
家族と再会できて、ホッと胸を撫で下ろす、ピープルポートスタッフ向けのビデオで”ありがとう”と最後に呟いた同僚の顔に、胸に込み上げるものがありました。
もっとこんな風に笑顔で日本での第二の人生を前向きに生きる人を増やしたい、という原動力で日々働いています。

この希望に満ち溢れた表情を増やすために働いている

03

次のチャレンジは?

まずは、日本語が話せなくても安心して働ける場である「パソコン再生(ハードウェア)」事業において、6億の売上達成、40名体制の組織へ成長し、合計16名の難民の背景を持つスタッフへ仕事の機会を提供することです。

その後は、在留できる国として、日本だけでなく他国の選択肢を作るために、難民キャンプがある国などに海外支店の展開を実現し、難民(申請者)が活躍するグローバル企業に成長したいと考えています。

上記の実現には、事業成長と組織づくりの両輪が必要です。
そのために、ZERO PC事業が、多国籍・多世代が集まる中でそれぞれの個性や才能が活かすことができるチームのロールモデルになりたいと考えています。

日本で一番、難民が活躍する会社を実現するまで

MEDIA / AWARD

メディア出演・受賞歴

PROFILE

藤井 優花

多様な個性が輝く社会のインフラづくりを実現するため、社会起業家を目指しボーダレス・ジャパンに入社。「For Good」の立ち上げに従事後、難民の雇用創出に取り組むピープルポートに移籍。難民の背景を持つエンジニアと共に、工場の生産ラインの立て直しに取り組む傍ら、多様な個性が輝く組織づくりを推進し、2024年4月より、ZERO PC事業統括に就任。文科省トビタテ留学ジャパン9期派遣生。埼玉親善大使(2019-2020年度)。

わたしが働く会社