小型家電のリサイクルで

日本の難民に雇用を創る


ピープルポート株式会社
代表取締役社長
青山 明弘

ピープルポート

ピープルポートとは

  • 経済的貧困、社会的孤立から抜け出せない日本の難民の問題解決を目指す。
  • 「働く」と「学ぶ」を両立できる職場を創出する。
  • 誰でも自分らしく生きられる「多文化共生社会」へ。
 

SOCIAL IMPACT

 
ピープルポートで働いている難民、人道配慮による在留許可を認められた方、庇護申請者の数を、ソーシャルインパクトとしています。
また、日々の業務後に無料の日本語教室も行なっており、彼らが日本社会に馴染んでいく上で重要な言葉の学習にも重きを置いています。
(2018年3月ごろ更新予定)

SOCIAL BUSINESS

どんな社会問題を解決するか

経済的貧困、社会的孤立から抜け出せない日本の難民

日本にも、世界中から紛争や政治的迫害を理由に多くの人が逃れてきています。そんな彼らの多くは日本語が話せないため、就労の許可を得たとしても、ほとんどがアルバイトのような働き方で収入が安定しません。生活を安定させようにも日本語が話せないために、高い専門スキルを持つ人でも仕事の選択肢が限られています。無料の日本語教室もありますが、通うには仕事を休まなくてはならないため、「働くこと」と「学ぶこと」を両立できず、貧しい状態から抜け出せずにいます。
一方で、信頼できる日本人の友人もなかなか作ることができないため「日本での居場所」ができず、孤立した状況での生活を強いられています。

経済的貧困、社会的孤立から抜け出せない日本の難民

どうやってアプローチするか

「働くこと」と「学ぶこと」を両立できる職場の創出

フルタイムで働ける職場をつくると共に、毎日の終業後に日本語教室を開催することで、「働くこと」と「学ぶこと」を両立できる環境を作りました。
とはいえ、日本語の習得には時間がかかります。そこで、日本語が話せなくても即戦力となれるよう、パソコンや携帯電話など電子機器のリユース・リサイクル事業に焦点を絞りました。ピープルポートで働く難民は、電子機器の選別・整備・分解を担います。この選別・整備・分解の精度が事業の収益に直結するため、彼らが事業の中心となることができ、チーム一丸となってスキル向上を目指しています。

電子機器の回収は個人と法人を対象としており、「買取」を行なっています。特にリサイクル品は買取価格が数十円と安く、提供してくれる人にとって、あまりメリットになりません。ですが、積もり積もれば大きな金額に変わります。そこで、提供してくれた方に買取金額をお支払いするのではなく、買取金を「日本の子供の支援をしている団体へ寄付」する形を考えました。「いらなくなった電子機器が寄付に変わる」というモデルです。

「難民が日本で働く」からには、難民の生活だけが改善するのではなく、日本の人々にも貢献することが大切です。この事業では「資源リサイクル」「子供の支援」という両面で日本社会に貢献しています。

「働くこと」と「学ぶこと」を両立できる職場の創出

この事業が目指す未来

誰でも自分らしく生きられる「多文化共生社会」を創る

祖国を追われた人たちが、避難先で安心できる仲間とともに自立した生活を送れるようにしたいと考えています。難民は、日本社会のお荷物ではなく、日本社会に貢献できる。まずはこのことを証明しないといけません。それによって難民でも「仲間」として避難先でも居場所を作ることができるからです。

人は皆個性を持ち、輝くことができると思います。ただ、地域や状況によってその方法が今までと違ったり、難易度が高くなったりするだけです。なので、ピープルポートはリサイクル事業だけでなく、様々な事業の運営を通じて、様々な難民が個性を発揮できる環境を創っていきます。

今、世界では6,000万人を超える難民がいると言われています。「避難先の国に貢献することを通じて、難民が貧困・孤立から抜け出し、自分らしくいられる場を作る」というピープルポートの取り組みを世界中に展開をしていくことで、どんなバックグラウンドを持つ人でも互いに認め合える多文化共生社会を実現していきたいと思います。

誰でも自分らしく生きられる「多文化共生社会」を創る

この事業を創った
事業家

ピープルポート株式会社
代表取締役社長

青山 明弘

1990年生まれ。神奈川県出身。慶應義塾大学法卒。祖父母から戦争の話を聞いて育ち、「自分の大切な人が理不尽に奪われる戦争・紛争」に課題意識を持つようになる。カンボジアで、内戦経験者へインタビューした事をきっかけに、ソーシャルビジネスでの戦争・紛争解決、および被害者の支援を志す。新卒で株式会社ボーダレス・ジャパンに入社。東京のボーダレスハウス事業部で1年半、その後ボーダレスハウス台湾支店の立ち上げへ。2年で黒字化し、帰国後ピープルポート株式会社を立ち上げる。
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ピープルポートの
メンバー

河内 将弘
事業開発
なぜこの仕事をするか?
一生懸命勉強をして、将来の夢もちゃんと持つ子ども達が、バックグラウンドに関係なく、その夢を実現できる世の中にしたいと考えています。

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