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podcast

ボーダレスのこれから PODCASTを聞く

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    ボーダレスハウス 代表 李 成一

    わたしのHOPE
    差別偏見のない 多文化共生社会を創る

    人の価値観や固定概念を壊すような新しい異文化との出会いの体験と場を提供し続け、お互いのルーツや文化をリスペクトし、相互理解のある真の多文化共生の地域社会を実現したい。

    HISTORY

    これまでの歩み

    • 22

      (株)ミスミに入社。代表の田口らと同期。

      ビジネスの基礎を身につけ商社マンとして成長を実感しながらも、自己実現への道を模索する。

    • 29

      ボーダレス・ジャパンに創業メンバーとしてジョイン

      自己の志とビジョンが合致したボーダレスハウス事業に参画。さらなる事業拡大への意欲が増していく。

    • 31

      ボーダレスの初海外事業として韓国拠点立上げ

      自己のルーツである韓国で念願の事業スタート。単身事業立上げに苦戦するも2年で黒字化。

    • 34

      韓国に続き台湾で事業スタート

      遠隔マネジメントに苦労しながらも、志共にする仲間たちと拠点拡大の醍醐味を体感。

    • 37

      ボーダレスハウス(株) 独立会社の代表へ

      新たな事業にチャレンジし失敗も経験するが、それを糧にビジョンをアップデートしていく。

    わたしの物語 わたしの物語

    01

    なぜ会社を立ち上げたのか?

    前職 ミスミ新入社員研修での一枚!ボーダレス代表の田口、鈴木ら同期とともに

    「外国人は信用できないから家を貸したくない」という不動産の問題と、外国市民の地域社会からの孤立という問題に対して、住まいとコミュニティを提供しているのがボーダレスハウスです。

    在日外国人である私自身も、東証一部上場会社に勤め社会的信頼がある状態でありながら「家を借りられない」という体験をしました。 また、朝鮮学校という特殊な学校で育った学生時代は、近くの学校や住民からのヘイトにあたるは差別的暴言は当たり前で、差別や偏見と隣り合わせの日々でした。

    しかしネガティブなことばかりではなく、他とは「ちがう」私だからこそ興味を持ってくれた大学の友人の存在や、韓国語ができる強みをを活かした前職ミスミでのキャリア形成などを通じて、在日外国人であることは自己の個性であり強み、誇りに思えるようになっていきました。

    一方で社会の現実は、育った環境や人種、価値観の「ちがい」を理由に、様々な争いが起きたり差別される人が、日本そして世界中にたくさんいます。そんな社会を変えるため、真の多文化共生社会への実現のために事業を推進しています。

    ボーダレスハウスの様子。入居者とスタッフ間はフラットな関係性

    02

    今の仕事の喜びは?

    ボーダレスハウスの入居者同士、そして地域も巻き込んでの深い交流や異文化理解が生まれている姿を見るととても嬉しい思いになります。

    例えば、元々興味がなかった、むしろネガティブな印象を持っていた国に対して、その国のハウスメイトを通して興味を持つようになったり、一緒に旅行に行ったり留学するまでになるケースもあります。

    “外国人が多く住む家”は漠然と「怖い」という印象を持っていた地域住民たちも、当人とのフレンドリーな対話を通じてその怖さがなくなりなくなり、一緒に地域イベントに参加したりお互いの家を行き来したりすることも。

    入居者さんたちが主催した地域向けイベントの様子

    もちろん人間関係なのでうまくいかないこともあります。しかしハウスメイトたちとその衝突や摩擦を乗り越えることで、より深い関係性が築かれていくのです。

    お互いの心のボーダーが消えていき心が豊かになる。そんな人が社会に増えていくことが平和な社会につながると思っています。だから僕らは、この事業を”平和の種まき”と表現しています。

    そしてなにより、ボーダレスハウスのビジョンを共にする素敵な仲間たちと事業づくりができていることが、リーダーである私の誇りであり喜びです。

    多拠点に分かれても心からビジョンを共有できるメンバーたち

    03

    次のチャレンジは?

    2008年の事業開始から順調に拡大してきたボーダレスハウスでしたが、2020年新型コロナウィルス感染症拡大による入国制限とリアルな交流の制限により大きな打撃を受けました。しかしボーダレスグループを中心にたくさんの方々に支えられ、その危機を乗り越え、攻めの経営へと転換することができました。

    東京、関西、韓国、台湾で事業展開しているボーダレスハウスですが、さらにその価値をより多くの方に届けるべく新しい国と地域への展開を目指します。

    新コンセプトのコミュニティプレイスBORDERLESS STATION

    そして、「ちがう」を楽しめる社会を目指して、”住まい”というソリューションを超えて、異文化を知り関わる場づくりやプログラムづくり、発信アクションを持続可能なビジネスモデルとして開発していきます。

    異文化をテーマにした発信コンテンツにもチャレンジ

    MEDIA / AWARD

    メディア出演・受賞歴

    PROFILE

    李 成一

    1981年7月大阪生まれ。韓国人の祖父を持つ在日コリアンとして、小中高と朝鮮学校を経て近畿大学卒業、2004年株式会社ミスミに入社。商品企画開発から営業、マーケティング、ファイナンスなど経営に関わる全ての実務を学び、2011年ボーダレス・ジャパンに参画。ボーダレスハウス事業統括を経て、ボーダレスハウス韓国の立上げを務め、自身の目標であった「韓国でビジネスをする」という想いを実現。韓国ソウルで事業を軌道にのせた後、日本に帰国後ボーダレスハウスの社長に就任。その後国内では関西、海外では台湾への事業を展開。

    わたしが働く会社