Sunday Morning Factory 事業開発 石出 恵

わたしのHOPE
全ての子どもたちが チャレンジできる社会

今、この瞬間にも出会う、働かなければいけない子どもたち。そんな子どもたちをゼロにして、子どもたちが自分の可能性を見つけ、思いっきり挑戦できる環境をつくっていきたいです。

HISTORY

これまでの歩み

  • 23

    ボーダレスジャパン入社 Sunday Morning Factory配属

    バングラデシュで品質管理を担当。この事業を大きくしたいと思い、事業開発職で同社に入社。

  • 24

    国内販路開拓

    全国を飛び回り、自社ブランドHaruulala organicの取り扱い店舗約120店舗を開拓。

  • 25

    海外営業。海外初出店となる台湾への越境ECを担当

    台湾事業部を統括し、世界にブランドを届ける楽しさを知る。

  • 27

    自社工場内にKids school projectをスタート

    児童労働を0にするというミッションにむけて、学校での学びをサポートする放課後教室をスタート

  • 28

    海外営業。アジアにHaruulala organicを広める

わたしの物語 わたしの物語

01

どうしてボーダレスに?

大学では、主にカンボジアの農村部に教育支援を行う学生団体で活動しました。

距離が遠くて学校に通えない子どもに自転車支援をしたり、農村の高校生に大学への奨学金支援をしたり、プノンペンでシェアハウス事業を行ったり。

また、1年間休学し、8人のカンボジア人スタッフとともに生活しながら、英語・日本語を教えるフリースクールを立ち上げ・運営を行いました。 現地で生活する中で出会った「働かなければいけない子どもたち」。

復学予定だった子どもたちは結局出稼ぎに出たり、復学しても途中で辞めてしまったり、現実は、思い描いていた結果とは異なるものでした。

でもこの1年間は、そのような子どもたちをゼロにするために自分の人生の時間を使おうと覚悟が決まるとともに、 “ソーシャルビジネス”という新しい概念にチャレンジするきっかけをくれました。

「働かなければいけない子どもたち」が教育を受けられるようにするために、まずは親の雇用を安定させること、 そして、親がいない子には「働きながら学べる」という選択肢がボーダレスならできるのではないか?と思い、ここでチャレンジすることに決めました。

長期休みのたびに訪れたカンボジア。日本語を教えていた生徒と。

02

今の仕事のやりがいは?

工場のみんなが楽しそうに働いているのを見ているとき、この仕事をしていてよかったなと実感します。

朝の15分、出社してくるメンバー全員に挨拶しているとき、 新しく仲間になったメンバーと話すとき、 みんなができるようになったことを聞いているとき、 スクールの子どもたちが元気に勉強している姿をみるとき、 メンバーが自分の子どものことを嬉しそうに話しているとき、 これ以上嬉しいことはありません。

自分が結果を出した分、工場のメンバーの雇用数に繋がり、 事業が成長するほど、より多くの子どもたちに教育機会を届けることができる。

最近は、現地メンバーと一緒に、ミッションに向けてアクションを起こしていけることも楽しさの1つです。

その変化を実感しながら、メンバーと一緒に、“世界一の工場”に向けて、進んでいきたいと思います。

自社工場で生産管理や品質管理をやっていたときのメンバーとの集合写真。

03

次のチャレンジは?

今年からはさらに一段階ギアをあげて、“働かなければならない子どもをゼロにする”ということにコミットすることを決意し、Kids schoolプロジェクトをスタートしました。

プロジェクトをきっかけに、学校に通い始めた子もいます。 そこで始めたパソコン教室やICT教育を広げ、早く地域の子どもたちも通えるスクールにしたいと思います。

雇用数の拡大という点では、2事業目・3事業目と事業を起こしていき、今の工場だけでは届かない地域に雇用や教育機会をつくっていきたいと思います。

スタートしたKids schoolに通う子どもたちと開校日の記念写真。

PROFILE

石出 恵

1994年生まれ、千葉出身。
法政大学卒業後、2018年、ボーダレス・ジャパンに事業開発として入社。国内のWEBマーケティング・国内販路開拓を経て、自社工場のあるバングラデシュで品質管理や生産管理を行う。

現在は、海外営業として越境ECの立ち上げや海外の販路開拓に従事。「全ての子どもたちが教育を受けられる社会」をミッションに、国内外を飛び回る。2023年1月、自社工場内にKids schoolプロジェクトを立ち上げ、パソコン教室やICT授業をスタート。

わたしが働く会社