座右の銘
一灯照隅 万灯照国
なぜこの仕事をするか
様々な社会問題が起き、世界で取り残されている人々がたくさんいます。社会の問題は、私たち市民一人一人の問題であり、それを解決できるのも、私たち市民です。社会問題の現状や社会問題を変えることができるということを全ての人が知り、社会問題解決を自分事に捉える人が増え、誰もが幸せに生きている社会を作りたいです。
わたしの履歴書
1994年10月27日生まれ。
私が社会問題と対面したきっかけは高校3年生の修学旅行でした。貧困層の家庭に健全な生活を営めることができる住まいを提供することにより、貧困の連鎖を断ち切るためのプログラムです。私が行ったことは、家を手作業で一から建てていき、セメントを作り、レンガを運んで、壁を作ってなどの重労働でした。英語が喋れず、現地の方とコミュニケーションが取れない中、無我夢中で取り組みました。
完成した家をオーナーさんに渡す際に、
「本当にありがとう。是非君たちの名前を壁に彫って欲しい。」と言われ、感動し号泣しました。
言葉が全く違い、つい最近出会ったばかりの人からこれほど感謝されたことは初めての経験で、誰でも出来るようなことでこんなに人のために役立つことが自分にでも出来るのだと感じました。
この経験を通して、「自分も何か問題を抱えている人や困っている人の力になりたい。」「自分の出来ることをしていきたい。」と思い、自ら行動するようになりました。
その後大学では、カンボジアの教育支援をしている国際協力団体や災害ボランティア活動などを積極的に取り組んできました。
様々な大学生と話をしている中で、他の国々でも取り残されている社会問題があることを知りました。
そして、社会問題を抱えている当事者を抱えている人にたくさん出会う内に、この社会で取り残されている社会問題は解決しないといけないと強く思うようになりました。
自分が生まれた環境によって、社会問題を背負わされているこの不平等な社会をどうにか変えることが出来ないかと考えたのです。
そのためには多くの人が社会問題を知り、行動する必要があります。
ただ、周りの大学生を見ると、社会問題と対面するきっかけさえなく、自分でも社会に対して何かできることがあるということを知らない状態でした。
それはその人自身が悪いのではなく、環境によってきっかけがないということです。
教育を通してきっかけをもらった僕が今、この社会に対してできることは自分がより多くのきっかけを多くの子供たちに提供することです。
そのためにボーダレスジャパンに入社し、社会課題解決の担い手を育てていくことで、誰もが幸せに生きていける社会をつくります。