SISTERS 代表 鈴木 彩衣音

わたしのHOPE
性別による不条理を 超えた私らしさの創出

性別を理由にした不条理な出来事などで、主体的に人生をコントロールすることを侵されることなく、女性らしさ/男性らしさを超えた、自分自身が求める人生を選択できる社会を作りたいです。

HISTORY

これまでの歩み

  • 23

    ボーダレス・ジャパン入社

    社会起業家を志し、大学卒業後に新卒起業家採用枠でボーダレス・ジャパンに入社をしました。

  • 23

    For Goodに配属

    1年間の間で、伴走支援やWEB開発、WEBマーケティングを担当しました。

  • 24

    起業

    1年間の修行期間を経て、性暴力被害者支援のため株式会社SISTERSを立ち上げました。

わたしの物語 わたしの物語

01

なぜ会社を立ち上げたのか?

学生団体の活動の様子

私は、中学生の時に見た戦争の映画をきっかけに、平和について考えるようになり、社会のために動ける人間になることを決意しました。

そこから、学生団体、海外ボランティアを経験していきましたが、より広く活動や取り組む課題の社会認知の必要性を感じていました。

そんな時にソーシャルビジネスと出会い、社会問題をビジネスを通じて解決できるソーシャルビジネスに関心を持ちました。

また、様々な社会問題がある中で、国際協力などの他国の貧困やジェンダーの問題に関心があった中で、日本のジェンダーギャップもとても深刻であることを知りました。

女性の置かれた不条理な出来事を解決すればするほど、子供の貧困や、子育てのしやすさ、そして男性などの性別による生きづらさなどの解消にも貢献すると気づきました。

ただしジェンダー分野でのソーシャルビジネスが少なく、まだ無いのなら、私が会社を作ろうと思い、起業を目指すようになりました。 日本のジェンダーギャップ指標の経済面はとても評価が低く、女性の管理職や経営者の少なさが要因になっています。 私が社会起業家としてインパクトを作ることも、ジェンダーギャップ是正に貢献できるのではないかと思っています。

02

今の仕事の喜びは?

現在性暴力被害者支援に取り組んでいるため、日頃から当事者の方と高頻度でコミュニケーションをしています。

性暴力被害者の多くは、被害心境の変化での精神的負担はもちろんですが、被害後に周辺の知人などの対応や反応に傷つき、辛い感情に蓋をしてしまう方が多くいらっしゃいます。

そのため、この問題に取り組んでいる人がいることがとても力になる、勇気になると言ってくださることが多いです。 私自身が心から助けたい・取り組みたい領域に素直に挑戦することができているため、当事者の方からいただくポジティブな声に私もとても力をもらっています。

また、「被害者を1人にせず、社会全体でサポートできる」ことを目指して取り組んでいるため、過去に性暴力被害を受けたことがない方からの支持や応援も沢山いただいています。

03

次のチャレンジは?

性暴力被害に関する取り組みは、NPO法人・行政機関が中心に進められてきました。

ソーシャルビジネスだからできる良さも必ずあると思っています。 この良さを活かした新しい仕組みを実現し、これまでにはない支援活動のあり方を作っていきます。

そして、現在は性暴力被害者の支援を実施していますが、将来的にはジェンダー・ギャップの是正に携わっていきたいと思います。

そのために何ができるか?まだ作りたいビジョンや事業などは見えていませんが、少しずつ挑戦していきます。

自身の写真

PROFILE

鈴木 彩衣音

1999年 東京都出身。
中学生の時に、社会問題に関心を持ってから、学生時代に海外ボランティアや学生の政治団体、スタートアップでのインターンや事業立ち上げを経験して、2021年に株式会社ボーダレス・ジャパンに新卒入社。1年間クラウドファンディング「For Good」で事業立ち上げ後に、性暴力の被害者支援を行うためにSISTERSを立ち上げる。

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