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むすびば 代表 相原 恭平

わたしのHOPE
外国籍の人が日本に 来てよかったと思える

毎年1万人近くの外国人技能実習生が失踪してしまっている問題があります。
日本を選んで来てくれた外国の人が日本の生活や仕事を楽しいと思い、日本に来てよかったと心から思える社会を実現していきます。

HISTORY

これまでの歩み

  • 23

    入社

    大学卒業後、新卒でボーダレス・ジャパンに入社。

  • 23

    新規事業開始

    7月から新卒5人で1000万円の資金をもとに技能実習の新規事業を立ち上げ

  • 24

    起業

    むすびば株式会社を設立し、技能実習の問題を解決するための日本語教育事業を開始

わたしの物語 わたしの物語

01

なぜ会社を立ち上げたのか?

ベトナムで日本語を教えている様子

大学1年時に国際ボランティアで訪れたスリランカの孤児院で子供たちに出会い、親のいない子供たちや学校に行けない子供たちをみて今までの私はとても恵まれた環境で育っていたことに気づきました。 生まれた場所で人生の選択肢が狭まることに理不尽さを感じ、誰かのためにできることをしたいと考え始めます。

スリランカで見た光景が忘れられず、大学3年の終了時に1年間休学することを決意し、インドとベトナムの教育施設でボランティアをしました。 将来日本で技能実習生として働くベトナム人と出会い、日本が好きで日本で働くことを楽しみにしている人が沢山いることを初めて知ります。

そこから技能実習制度を調べるうちに多額の借金を背負って日本に働きに来ていること、日本で給料未払いになっている人がいることなど様々な問題があることを知りました。

帰国後、技能実習生と話している中で社長からセクハラを受けている人がいたり、建設現場で暴力を受けた経験のある人が存在することを知り悲しくなりました。日本で働くことを楽しみにしていた人が、日本に来たことを後悔している現実があったのです。

日本に来た技能実習生が、日本の生活を楽しく過ごしてもらう社会にしたいと思い起業しました。

02

今の仕事の喜びは?

日本語教育を通して、外国人技能実習生や会社にポジティブな変化が生まれた時が一番嬉しいです。

実際のケースでは、日本語を話せなかった実習生は誰とも話すことなく孤立していたり、仕事でミスを積み重ねて怒られていることが多かったです。そのため、日本の生活や仕事が全然楽しそうではありませんでした。

むすびばの授業によって、数ヶ月経つと少しずつ日本語を話せるようになっていきます。 すると「休み時間に自分から日本人に話しかけるようになった」ことや、「仕事での失敗がなくなりどんどん新しい仕事を任されるようになった」などの嬉しい話をたくさん聞くようになります。

技能実習生本人が楽しそうに仕事のことや生活のことを教えてくれると、事業に意味があると感じることができ起業してよかったと思えます。

こういう1つ1つのケースが積み重なっていくことで、技能実習生が失踪してしまったり、仕事現場で悩んだり苦しんでいる問題を解決でき、日本での生活を楽しいと思える人 が少しずつ増えていく実感を持てることが嬉しく思います。

福岡で日本語を勉強している様子

03

次のチャレンジは?

まずは、もっと多くの技能実習生に日本語教育を届けていくことで、日本に来てよかったと思える技能実習生を増やしていきたいです。

その上で日本語教育だけでなく技能実習の問題を解決するために必要なことを行っていきます。具体的には来日前の教育、来日後1ヶ月の教育、技能実習中の居場所づくり、帰国後の仕事紹介などを行っていき、技能実習生にとって日本に来た経験を活かせる仕組みを作っていきます。

また、技能実習生に限らず日本で暮らしている様々な立場の外国人向けにもできることを行っていきたいです。例えば、外国籍の子供達向けに学童や日本語教室などの事業を行いたいです。

日本には日本語を十分に話せない子供達がいて、それによって進学ができなかったり学校で孤立いてしまう問題があります。これまで培ってきたノウハウをもとに外国人児童の問題を解決できる事業を作っていきます。

他にも新しい社会問題と出会う機会があれば、その問題をどんどん解決できる会社にしていきたいです。外国人に限らず、どんな問題に対してもアプローチして世界中の人が生まれてよかったと思える社会を実現できる会社にしたいです。

ベトナム人実習生との一枚

MEDIA / AWARD

メディア出演・受賞歴

  • NEWS PAPER

    日刊木材新聞
    (2023.02.10)

    日刊建設工業新聞
    (2022.01.12)

    橋梁新聞
    (2023.01.11)

    「日本に来て良かった」を目指して

    橋梁新聞
    (2022.12.11)

    建通新聞
    (2022.11.17)

  • MAGAZINE

    建築仕上技術 2022年12月15日発売号/span>

    空調タイムス 2022年11月30日号

    戦略経営者 2022年7月号

PROFILE

相原 恭平

1997年1月生まれ。大学1年時にスリランカでの国際ボランティアを通して海外貧困層の現状を知る。貧困問題に対して何ができるか知るために大学3年と4年の間で1年間休学してベトナムとインドでボランティア活動をする。ベトナムでの出会いから、技能実習制度にかかわる課題を解決すると心に決め、2020年ボーダレス・ジャパンに新卒で入社。2021年5月に日本語教育を通して技能実習生の失踪問題を解決するため、むすびば株式会社を創業。

わたしが働く会社