フタリノ 代表 清水 愛

わたしのHOPE
誰もが大切な人と、 幸せに生きられる社会

意志を持って大切な人との関係を育み続ける人たちと共に、パートナーシップ探究し、他者と共に生きることに希望が持てる社会をつくります。

HISTORY

これまでの歩み

  • 22

    神戸大学卒業。内装業界へ就職。

    百貨店や店舗の内装設計・施工に携わる。物件探しや出店提案に面白みを感じ不動産業界へ転職を決意。

  • 24

    希望が叶い、不動産のプロパティマネジメント会社へ転職

    商業施設のテナントリーシングに従事。出店交渉の中で経営者が抱える人材獲得の課題の大きさを知る。

  • 27

    採用の面から企業の事業成長を支援したいと思い、人材業界へ転職

    企業の中途採用支援、転職メディアの企画運営に従事。不妊治療の本格化と夫の転勤を機に離職。

  • 32

    起業

    不妊治療中も何か行動したいと思いメディア事業を立ち上げる。その翌年、フタリノをスタート

  • 37

    ボーダレスグループにジョイン

わたしの物語 わたしの物語

01

なぜ会社を立ち上げたのか?

不妊治療に挫折したことがきっかけで、夫婦としてのあり方や自分たちらしい生き方について深く考えるようになり、パートナーシップの問題が一気に自分ごとになりました。

日本では夫婦の抱える問題は「ふたりの問題だよね」と社会から切り離されている印象があり、悩みを抱えても外に相談しづらく、周りも立ち入りにくい空気感があります。 私自身もそうだったのですが、深刻な問題になればなるほどSOSが出しにくく、抱え込みやすいのが現状です。

“ふたりの問題”として社会から遠ざけてしまうと、孤立を深める人が増え、それはやがて育児や子育てなど別の家庭問題に発展することも少なくありません。 こたえが一つではないからこそみんなで視点を補い合い、視野を広げることで自分たちらしさに気づいたり、新たな選択肢に出会えるのではないかと思い、まずは自分にできることから発信活動を始めました。

夫婦の問題を”ふたりの問題”ですまさず社会に開いていきたい、それがあらゆる家族問題の予防、ひいては社会全体の幸福度向上につながるはずだ!と希望を持ったことが、事業立ち上げの背景です。

02

今の仕事の喜びは?

「新たな価値観を知って、気持ちが楽になった」「フタリノの記事がふたりのことを話し合うきっかけになった」などのお声をいただけることがとても嬉しいです。私たちのコンテンツや繋がりを通して皆さんがパートナーと向き合うきっかけを掴んでくださり、それがふたりの明るい未来や希望に繋がることが何よりの喜びです。

また、取材やお悩み相談を通してさまざまな方と出会い、パートナーシップという正解のないものを、皆さんと一緒に探究し続けられることにもやりがいと喜びを感じています。 フタリノは、みなさんの葛藤や悩み、経験、視点が集まることで成り立っている場所なので、誰にも相談できないお悩みをシェアしてくださる方がいること、知らない誰かのために心のこもった言葉を寄せてくださる方がいらっしゃることに、本当に感謝しています。 正解がないからこそ、見てくださっている皆さんと一緒に、これからも自分たちらしいこたえを模索していけたら嬉しいです!

イベント撮影風景

03

次のチャレンジは?

これまではフタリノがハブとなって皆さんの経験や視点を集め、多様な選択肢に出会える場づくりに注力してきました。今後はその先にある「ふたりの答えを見つける」という部分でもお役に立てるよう、新たな事業を準備中です。

お互いのことをもっと深く知れたり、対話の総量を増やすサポートにもチャレンジしていきます。 自分を知ることだって難しいのに、他人と相互理解を深め共に歩むのは決して簡単なことではありません。それでも、相手を通して初めて知る自分がいたり、一人では辿り着けなかったであろう景色が見れたり…誰かと共に生きることにはかけがえのない喜びがあると思っています。

これからも社会の最小単位である”ふたり”の幸せのコミットすることで、家族や社会全体の幸福度向上を目指していきたいです。

MEDIA / AWARD

メディア出演・受賞歴

PROFILE

清水 愛

1984年、奈良県生まれ。神戸大学・国際文化学部卒業。
不妊治療の挫折を経て、子供の有無に関わらず夫婦が自分たちらしく生きるための支援を志し、メディアコミュニティ「フタリノ」を立ち上げる。1,000件以上の悩み相談に触れ、離婚ではなく共に歩んでいきたいと願う人たちが頼れる場の必要性を痛感。夫婦の問題を個人の問題として遠ざけるのではなく、皆で助けあって解決していける社会の実現を目指し、イベント開催やコミュニティ運営など様々な活動を行う。持続可能でより社会的インパクトの大きい事業へと昇華すべく、2021年10月にボーダレスにジョイン。

わたしが働く会社