ボーダレスキャリア 代表 高橋 大和

わたしのHOPE
生きていてよかったと 思える人を増やしたい

社会生活や働くことに不安を抱え将来に希望が見いだせずにいる若者が、自分の特性に合った仕事と信頼できる大人に出会い働き続けることで、経済的にも精神的にも安定し、生きていてよかったと人生を肯定できるようになってほしい

HISTORY

これまでの歩み

  • 22

    コナミスポーツ株式会社入社

    フィットネスインストラクターとして店舗勤務。30歳を前に新たなことに挑戦したくなり転職を決意。

  • 30

    ボーダレス・ジャパン入社-ボーダレスハウス事業部で新規物件開発を担当

    バングラデシュ事業拡大に伴い事業責任者になるチャンスが!革製品のOEM事業責任者に手を挙げる。

  • 32

    ボーダレス・ジャパン-ボーダレスファクトリー事業部立ち上げ

    OEM事業もやりがいはあったが、児童養護施設を退所後も離職や孤独の中で苦しんでいる若者と出会い事業立ち上げを決意。

  • 35

    ボーダレスキャリア創業

    素敵なメンバーと世の中の"いい大人"に支えられながら若者の人生に伴走中

わたしの物語 わたしの物語

01

なぜ会社を立ち上げたのか?

野球部の同級生と

バングラデシュに雇用をつくることを目的としたボーダレスファクトリーの事業を行う中で、もっと身近にいる人たちの支えになりたいと感じるようになりました。

そこで日本国内の社会問題に目を向け、児童養護施設の存在を知り、退所後の社会生活、特に仕事の面で困っている若者に多く出会いました。今、目の前で困っている若者の力になりたい、それがボーダレスキャリアが生まれるきっかけです。

最初は施設退所者の就職支援からスタートしましたが、事業を通じて多くの若者と出会う中でそれそれが抱える悩みや苦しみの多様さを知ります。また、一緒に働くメンバーの想いに触れ、この事業はもっと多くの若者に届けるべき、ボーダレスキャリアの事業にはもっと大きな可能性があると確信。

現在は、これまでの人生で不成功体験が続いたことで、自己・他者肯定感が低く挑戦や行動の継続ができない若者を対象に、就職と入社後の定着のサポートを行なっています。自分の仕事にやりがいを持って働き続けることで経済的・精神的に安定し、将来に希望を持って生きられるようになる。そんな若者を増やすため、メンバー全員で日々若者と向き合っています。

インストラクター時代

02

今の仕事の喜びは?

私は、元から社会問題に関心があった訳ではありません。 むしろ逆で、そういった問題や課題には気づかずにのほほんと生きてきました。実は今のボーダレスキャリアの事業も、当時出会った若者の話を聞いて「これはなんとかしないと!」と勢いで始めました。

その結果、事業を続けていく中で私自身がいろいろと悩み苦しみました。思うような結果が出ず「私のような人間がこの事業をやっていていいのか?」と考えて自己否定の日々が続きました。

でも、そういった経験をしたことで、関わる若者の捉え方が変わりました。これまでは、支援する対象者(どこか上から目線)だった若者たちが、自分と同じ立場だと思えるようになったんです。

人生はいい時ばかりじゃない、悩んだり迷ったり時には自分を否定したり、それでも今できることをやる。そうした小さい事を積み重ねながら日々生きてるんだ。そう思えるようになりました。

ボーダレスキャリアの創業期

03

次のチャレンジは?

「いかなる境涯でも一人ひとりが生きがいを持てる社会をつくりたい」これが私たちの想いです。

この想いに共感し、共に未来を良くしていこうと協働していただける方とたくさん繋がりたい。いかなる境涯でも人を人として尊重し向き合い続ける、そんな会社や個人が集まり”いい大人”のネットワークをつくっていきます。

そのネットワークの中で段階的に成功体験を積み少しづつ自信をつけていく、そして心から信頼できる人と出会う。そうすることで、自分の人生を肯定することができ、将来に希望を持って生きられるようになる人が増えていく。私たちは、そう信じています。

MEDIA / AWARD

メディア出演・受賞歴

PROFILE

高橋 大和

1981年長崎県生まれ。学生時代は野球部、直球しか打てない打者でしたが、指導者と仲間に恵まれて高校まで続けることができました。頭じゃなくて体を使う仕事が向いていると思い、卒業後はコナミスポーツに就職。30歳までインストラクターをしていました。(意外と頭を使う仕事でした)2012年にボーダレス・ジャパンに入社、ボーダレスハウスで新規物件開発、革製品のOEM事業ボーダレスファクトリーの立ち上げを経験し、2017年よりボーダレスキャリアの代表に。素敵な仲間と一緒に若者の未来を応援する毎日を送っています。

わたしが働く会社