こんにちは、ボーダレス・ジャパン採用担当、石川です。

ボーダレスグループでは、今年からインターン生の受け入れを始めました。これまでも毎月お問い合わせをいただいていたインターンですが、グループ6社で受け入れの用意が整い、早速3月からインターン生が働いています。

今回はその1人、くめちゃんをご紹介!くめちゃんはなぜ社会問題に興味を持ったのか、そしてなぜボーダレスグループをインターン先に選んだのか。聞いてみました。

*Profile*
久米彩花(くめちゃん)20歳
静岡県出身
立命館アジア太平洋大学(APU)国際経営学部 2回生
現在大学を1年間休学中。
3月末〜8月中旬 JOGGOインターン
9月〜12月 イギリスロンドン 留学&インターンシップ
1月〜3月  ケニア      インターンシップ
3月〜5月  タンザニア    インターンシップ  (予定)

■テレビの向こうにいる女の子が暮らす世界への衝撃が、私の原点

途上国の問題に興味を持ったのは8歳の時にテレビでフィリピンのゴミ山で暮らす少女の番組を見たことがきっかけでした。

自分は十分な暮らしがあって学校に行けているのに、テレビの向こう側では学校に行きたいのに行くことができず、毎日ごみを拾っては家族の生活を支えている子がいる。そのギャップに衝撃と疑問を覚えました。

そして高校生の時に初めて1人で途上国へ。フィリピンの山岳地方で現金収入がなくて困っている人々が村を出ずに自立した生活をしていけるように、コーヒーを栽培して日本に売っているNGOを訪問しました。その際、フェアトレードという概念を知り、一方的・一時的な支援ではなくwin-winな関係性で、途上国の問題を持続的にビジネスで解決できるという点に魅力を感じました。

■何かが欠けている、今の日本のフェアトレードビジネス

帰国後から今までフェアトレードの魅力と“アンフェア“な貿易によって引き起こされている問題を伝えるため、団体を立ち上げてフェアトレード商品を開発して販売したり、エシカルファッションショーやスタディーツアーを企画したり、高校や大学で講演をしていました。

また、より多くの現地の問題とそれに対するアプローチの仕方を学ぶために毎長期休み海外のNGO, NPO, 企業を訪ねてきました。

その中で、今の日本のフェアトレードビジネスに対する考え方に足りないものを感じるように。 フェアトレードが当たり前であるべきだと思ってるからこそ、フェアトレードという言葉を使って売ることにも違和感があるし、商品を作っても売れないというケースの多さに、経営者と現地への生産者の商品力と販売戦略の必要性を感じました。

■まずは私が力をつけて、想いを形に、広げていく

誰かのためになりたいという想いを持った人たちがせっかく持続可能なものづくりをしても、売れなければ意味がない。想いが形にならないのは悔しい。

この経験から、持続可能なエシカルなビジネスを広めていくには、まず自分が実践者として物を売るための力を身につけなくてはと思いJOGGOのマーケティング施策のインターンをし始めました。

また、フェアトレードの広報活動や国際協力に関するイベントを開催する中で、社会に関心を持っている人しか巻き込めていないし、そこから広がらないという現状があり、どうすれば全く意識のない人たちを巻き込むことができるのかを模索していました。

JOGGOの商品はエシカルやフェアトレードを謳わずして 、日本のたくさんの人の手に届き、現地に大きなインパクトを生んでいます。フェアトレード のボトルネックになっていた生産コストが高い、現地の人々のビジネスマインドのセットをクリアできているJOGGOのブランド作りと現地とのパートナーシップもこのインターンで学びたいと思っています。

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週5日、フルコミットで奮闘中の久米ちゃん。次回からは、JOGGOでどのような仕事を任されているのかなどをレポートしてもらいます。

お楽しみに!

◆インターン生のブログ◆

2018.4.4 // 驚愕の習慣に断水!?刺激的なインターン生活―Alphajiri(アルファジリ)インターン生日記(5)
2018.2.2 // ケニアの農村部の日常―Alphajiriのインターン生日記(3)

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