
堺市北区に、小さな森の学童を開いて1年と3ヶ月経ちました。
あっという間ですが、とっても濃い1年と少し。
最近は近所に畑を借りてみたり
保護者の方、ご近所さんが一緒に耕してくれました(^^)
ご近所さんも巻き込んでハロウィンパーティーを開いてみたり
近所の英語教室との合同企画で、総勢100人が参加!
ありがたいことに、親御さん方、地域の方々に
さまざまな形で関わっていただきながらこの場を作り上げることができています。
おかげで毎日子どもたちはすくすく元気に過ごしています。
関わる人みんなで子どもたちを見守り、
関わる大人同士が強く繋がり、
子どもたちにその存在を近くに感じてもらう。
作りたい!と思う世界観に近づいているなと日々感じられる毎日です。
子どもたちが無意識のうちに悩みを溜めていってしまうこと、
をなくしていきたいと思っています。
小さい子どもたちは自分で感情を認識したり、何かあった時に自分でSOSを出すことも難しく
本人も気づかぬうちに、小さなストレスが積み重なっていくこともあります。
核家族化、家庭での時間の減少、地域関係の希薄化などから、子どもたちのちょっとした変化に気づける人、時間、場所が減少しています。
なんでこの子が?と一見問題なさそうに見える子が、急に不調を訴えてしまうという事例が
増えている、という話に、より課題感を感じています。
こういった"見えづらいしんどさ”の解決策は見えづらいだけに難しい。
だからこそ、一見緩やかに見える、でも強固な関わり方の中で
子どもたちがそんな状況にならない場づくりに取り組みたいと思っています
自分たちのことを100%見てくれているたくさんの大人と信頼関係を作り
見守ってもらえている安心感を肌で感じ
そして私たちは子どもたちの様子にすぐに気づける体制を作る
そんな場を作っていきたいです。
もちろん、子どもたちの1番近くにいらっしゃる親御さん方の
「もっと子どもたちとこんなことをしたい!」を
いっしょに実現できる場でもありたい、とも思っています。
もっともっと、近くの地域で関わりを強く、太くしていきながら
子どもたちにより良い居場所を。
そんな思いに共感してもらえる仲間も募集しています!
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