今年我が家に長男が生まれたことで、「子供たちが暮らす未来に対して無責任になれない」という想いが日増しに高まっている。

そんな僕が注目しているのが、"ゴミ問題"。

皆さんは、「世界のゴミ焼却場の70%が日本にある」という事実をご存じだろうか?下記の表を見ると、日本だけ1ケタ違うことがよくわかる。大量生産・大量消費社会とよく耳にするけれど、こうした数字を提示されると危機感が募る。

世界のゴミ焼却場比較

アメリカの焼却炉は日本の8倍の処理能力があったり、中国は焼却せずに埋立て処理が多かったりするので「世界NO.1の焼却場数=世界NO.1のゴミ排出国」とは一概に言えない。ただ、環境省発表のデータによると、日本人一人あたりが1年間に排出するゴミの量は320kg1日あたり一人1kgで、やはりゴミ排出量は世界トップクラスだ。

ということで、ゴミ処理が抱える問題を調べるために焼却場を訪問してきた。

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※訪問先は、福岡市東区にある臨界3Rステーション

ゴミ収集車で運ばれてきたゴミは、ごみピット(一時集積場)に保管される。13階建てのマンションに相当するスペースが、福岡市2日分のゴミで満杯になるという。一家庭が出すゴミは少量でも、集まったらとんでもない量になることを肌で感じた。大都市、東京ならどれほどの量になるのか考えだけでゾッとする。
ごみピッド

ごみピッド(13階建てのマンションに相当)

さらに焼却場で焼かれたゴミは1/20の焼却灰となり、最終処分場(埋め立て場)に運ばれる。この焼却灰は、有害物質を多く含むため厳重に管理された山奥に埋め立てられることが多いらしい。もちろん周辺の植物や動物、僕たちが飲む水にも悪影響を及ぼしていく。次から次へ埋立地が広がっているそうだ。その数全国で2,039箇所。

ゴミ処理場の担当者によると、ゴミ問題は他にも課題がある。

例えば、、、。

・焼却場のCO2排出が地球温暖化へとつながる
 (ちなみに火力発電所は全国に150施設ぐらいしかない)
・年間1兆8,000億円という無駄なゴミ処理代金
  (もちろん税金で支払われている)
などなど。。。

 

家庭から出た、たった一つのゴミが

動物や植物の命を脅かしていること、
さらに人の健康問題にも発展していること、
地域だけでなく地球環境へも悪影響を与え、
さらには未来の環境も破壊していること。

これこそ、まさに解決しなければいけない社会問題

「未来の子どもたちが安心して暮らせる地球環境を!」
こうしたテーマで、新しい事業を準備しています。
乞うご期待ください!