|はじめに 〜竹下屋とは〜

兵庫県神戸市で「形はワルいが、味はイイ。」というコンセプトを掲げた「八百屋のタケシタ」という八百屋をやっています、竹下友里絵です。

規格外野菜のフードロスをなくすために始めたこの八百屋は、神戸市内の農家から直接野菜を仕入れ、神戸市内で駅構内で店舗をもったり、移動販売で各地域に出向いたりしながら野菜を販売しています。

時には形や見た目が悪い野菜も並びますが、全商品店主である私が必ず味見・目利きをして仕入れているので、味はその辺の野菜と比べ物になりません。竹下屋の提携の農家は一流であり、私の仕入れも間違いないと胸をはって言わせてください。

|竹下屋のセオリーとは

私がこの事業を始めたのは2019年2月。その時に決めたことが1つあります。それは、「ネット販売・遠方への販売はしない」ということです。

理由は大きく2つ。1つは規格外品をネット販売しようと思ったらどうしても安売りしかできないということ。私は規格外品をも適正価格で販売したかったのでネットでは無理だと思いました。

もう1つはフードマイレージの観点から。フードマイレージとは「食材が産地から消費される場所まで運ばれるのにかかった二酸化炭素のこと(厳密には計算された指数)」を差します。車で30分のところに野菜があるなら、わざわざ8時間かけて運ばなくていいじゃないか、というのが私なりの環境に対する考えです。

竹下屋は地産地消で、しかも自分たちの手で届けられる方法で、販売することを決めました。だからネットを使った遠方への販売はしないと、創業当時から変わらず決意したことでした。

|緊急事態宣言が発令されたこの状況下において...

緊急事態宣言が出されて早1ヶ月。神戸もかなりの感染者数が出たこともあり、特に子連れのお母さんたちがスーパーにいくのさえ不安だという声を聞きました。

関東に住む知人からは「スーパーに入場制限がかかるぐらい人がいて、家を出るのも怖い。」という話を聞きました。

竹下屋のHPには「関東地域への配送はしてくれますか?」という問い合わせもありました。

私の知人が、うちのスタッフの家族が、食材調達にさえ不安を抱えているという状況下においてでも、自分のセオリーを貫き通すのか?

そんな問いが、自分の中に表れ始めたのです。そして私は「ネット販売をやろう」という答えを導き出しました。

|店主厳選神戸野菜boxの限定販売を開始します

正直、利益なんてほぼないです。4,500円(送料別)という価格にしましたが、どうせ送料かけてお送りするならたくさん詰めたほうがいいだろうという安直な考えです(笑)

仕入れ状況にもよるので内容は変わると思いますが、野菜は8〜10種類、お米は4kgお入れします。

<野菜(例)>(8〜10品目程度):2500円相当
・あじこいトマト
・コク深水菜
・岡野小松菜
・きて菜
・サニーレタス
・ピリッとわさび菜
・さっぱり玉ねぎ
・アスパラガス
※仕入れ状況によって変わります

<お米>:2000円相当
・ヒノヒカリ 精米 4kg

「ええ、そんなくるの!?」と思われた方、うちの野菜は1週間は優に持つので安心してください。良い野菜は栄養が行き渡っているのでかなり日持ちします。移動販売で購入されるお客さんが1週間分の野菜を買っていかれる方が多いのですが、それを参考にしています。

あと、どれもめちゃくちゃうまいので、おうち時間の楽しみにしていただけたらなと思います。おすすめの食べ方や野菜の情報は同梱いたしますのでご安心を。

|販売予定に関して

私たちも初めての取り組みなので少量からスタートさせてください。最初は限定15箱から、徐々に増やせていけたらと思います。一旦は5月中のみといたします。

販売はbaseより、火曜10時〜水曜13時に販売いたします。(売り切れ次第終了)
私のTwitter(@yurie_s2)や竹下屋各種SNSにてご案内予定です。

https://takeshitaya.thebase.in/

竹下屋のお野菜が、あなたのおうち時間を豊かに彩りますように。

竹下