バングラデシュの革製品産業を支える検品とOEM・ODM事業を行う

バングラデシュ・レザー・インスペクション(BLI)。代表をつとめる仲渡春菜です。

(注)OEM:製品の生産と製造を受託する事業/ODM:設計・開発から生産製造までをトータルで受託する事業

このブログでは、わたしたちBLIのバングラデシュでの日々の様子をお伝えしたいと思います。

出会いの数だけ学びと別れがある。

私たちBLIから一人、旅立ちました。彼の名はシャヒン。

プレゼンがうまく、遅刻は一切しない、今後が楽しみなメンバーでした。

「いつか社会起業家になりたい、バングラデシュに貢献できる人になりたい」

と言っていた彼はBLIにジョインしたのち、これまでは異なる慣れない仕事をしながら、
日々学び、くじけそうになりながら、率先してメンバーを巻き込み、モチベートし、よく頑張っていました。

 

 

(最も左にいるのがシャヒン)

 

の度、彼は新たな道を選択することになったのですが、結果的に私はそれをとても良いことだと思っています。
(無論、メンバー皆、内心では寂しいのは事実なんですが…)

なぜなら、彼がこれまで信じていた“やりたいこと(なりたい姿)”に挑戦しながら気づき、選択をすることが
できたから。

「頑張れ~!そして、いつでも戻ってこい!」と、力強く皆で送り出しました。

最近、結婚し、家族も増えたシャヒン。きっとさらにたくましくなって、日々を過ごしているに違いありません。

(最後の決意表明)

 

 

新メンバーの加入で新しい風が。

そして同日に、新たに2人のメンバーを迎え入れました。今日はそのメンバーをご紹介したいと思います。

●新メンバー 超癒し系“まいまい”
同じボーダレスグル―プであるジョッゴ株式会社で
バックエンドのオペレーションを担当するまいまいは、「超」がつく癒し系。

今回はジョッゴ株式会社の中国進出のオペレーション構築でやってきました。
普段はこんな感じで、おっちょこちょい。空港でもわたわた劇な一幕もありました(笑)

(出発直前に探し物をはじめ。どこに何があるかわからなくなった、図) 

 

そんな彼女ですが、しっかりと強い想いと、ガッツがあります。朝会で彼女を紹介したら、ばっちりベンガル語を勉強してきて、ノートにメモした自己紹介でみんなを笑顔にしてくれました。

この機会が今後の彼女の“大きな飛躍のステージ”になったらいいな…と私はひそかに大応援!彼女のこれからに超期待です。

 

 

●新メンバー②想い、まっすぐな“まっちゃん”
5か月間の学生インターンとしてBLIにジョイン。
彼女との出会いは、春先に学生をつなぐべく開いた会食でのこと。

(下段中央がまっちゃん。)

第一印象で私が抱いた彼女のイメージは“とてもおとなしく、控え目なタイプ”でした。
そこから何度か会う機会があり、ある日、「BLIでインターンをさせてください!」と言われました。

もともとロヒンギャ問題での支援活動をしていた彼女。「もっと寄り添った支援をできるよう、ベンガル語を勉強したい!」と休学をしてまで、バングラデシュに来ていたくらいなので、意志が強いのはわかっていました。
…5か月の間、語学学校に通い、かなりベンガル語も話せるのです。(関心!)

しかし、インターンをBLIでしてもらうには、まだ早いと判断したため、お断りをしていました。
でも、いつも気になっていました。

その後、何度かオフィスで話をするなかで、彼女の素質を改めて感じ、まじめにしっかりと向き合う姿勢を信じ、一つだけ、“宿題”を出させていただきました。
それは「自己対話をしっかりしておいで。」ということ。
そして、見違えるほどパワーアップして帰ってきたのです。表情が一段と明るくなり、本領を発揮し始めた彼女。
これからの成長がとても楽しみです。

 

 

 

新メンバーが加入して新しくなったBLI。

別れや出会いを経験しながらまた一歩、前に進んでいきます。