
以前のブログで、BORDERLESS LINKは「貧困農村部から持続可能な農業と社会をつくる」と、ビジネスコンセプトを一新したことをお伝えしました。
有機肥料の販売や有機農薬の開発を通して、ミャンマー中に持続可能な農業を展開していきます。農業従事者が80%もいるこの国から、持続可能な農業→持続可能な社会をつくっていきます。
ということで、最初の写真。農業大好きLINKスタッフたちは、田んぼで泥だらけになりながら楽しそうに仕事してますね~!
雨に降られながらの田植え。やっている時はノリノリだったスタッフも帰ってきたらみんな即就寝。やっぱり疲れたみたいです。
さて、LINKの農村ネットワークには米農家も多いので、モデル水田にて有機肥料の効果などをチェックします。
あわよくば有機やGAP(Good Agricultural Practice:農業生産工程管理)の農法でつくった作物のマーケットをつくり出したいなぁ。(いつか絶対やるぞ!)
まだまだオーガニックとか減農薬とかそういったことの重要性が認識されていないミャンマー。
生産者側もオーガニックの作物をつくるのは難しいと言い、消費者側の需要も顕在化していません。農薬や化学肥料がよくないのはわかっているけど、両者とも大して気にしていないのです。
ミャンマーの食に関する消費の次のステージは、健康志向によるオーガニックまたは減農薬などの需要増だと思っています。隣国のタイみたいに、健康に良い作物や食べ物が求められるようになってくるはず。
国が開かれたことによって海外の農薬や化学肥料が無法に使用されるという大きな代償をはらんだような、今起こっているような発展ではなく、持続可能な発展に私たちは力を尽くしたい。
人間の健康を害すような農薬などに頼らない方法で、有機農業などの技術を伝承して土壌も作物が育ちやすい良い状態に保つ、そういった未来に繋がる発展のカタチがあるはずです。
急速に国が発展しているミャンマーで、発展の行く末を杞憂しているばかりでなく、ミャンマーの村々、政府関係をも巻き込んでミャンマーの持続可能な発展に貢献していきます。
田植えをちょっとやるだけで腰が痛いなんて言っている私は、素晴らしい未来に向かってガツガツ進んでいくために衰えてきた体を鍛え始めようと思います。
◆BORDERLESS LINKに関するブログ記事◆
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