
ママと赤ちゃんのためのナチュラルケアブランド「AMOMA」社長に宮本理奈子が就任しました。
AMOMAは、ミャンマーの貧困農家の収入をアップさせることを目的として、2010年8月に事業をスタートしました。母乳不足に悩むママの為のオーガニックハーブティーなど、助産師と英国ハーバリストと共同開発したブレンドハーブティーをつくっています。事業開始から1年足らずで楽天市場「マタニティ食品」部門でランキング1位獲得、その後も、ソーシャルプロダクツ・アワードや、楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、着実に成長を遂げてきました。現在、日本にとどまらず、韓国、中国でも事業を展開しています。
これまで、AMOMAの社長は曽我晴香が担ってきましたが、この度、曽我の新事業立ち上げにあたり、同事業部で副社長を務めていた宮本理奈子がそのバトンを受け継ぐことになりました。
宮本は、「提携するミャンマーの農家さんの数をもっと増やし、一人でも多くの農家さんの生活を今よりもっと豊かにしたい。また、子育て中の女性が一番多いAMOMAだからこそ、ママにとって本当に働きやすい環境を作っていきたい。」と意気込みを語っています。
「まさか自分が社長に就任する日がくるとは。元来リーダーシップがあるタイプでは全くありませんでした。」と言う宮本。
人をマネジメントすることが嫌で、事業家からプロフェッショナルに転向したほど。
「今となってはかなり甘い考えですが、マネジメントをしないで起業する方法をずっと考えていました(笑)人数を増やさなければ自分にもできるのではないかと、早くAMOMAを辞めて新規事業に挑戦してみたいと思っていました。」
転機はマネジメントの苦手意識の克服と、ミャンマー出張だったといいます。
「それまでマネジメントはタスク管理や業務上の注意ばかりのつまらない仕事だと思っていました。でもメンバーそれぞれになりたい姿や夢がある。どうしたらそれが叶うか、どんなタスクを振ればいいか…本気で一人ずつと向き合っていくうちに、これまで感じたことのないやりがいを感じるようになっていきました。」
「また、先月初旬ミャンマーにてハーブの収穫祭があり、初めて現地に行ってきました。600人もの村人たちに温かく迎えてもらい、また感謝の言葉を頂き、AMOMAの可能性を改めて強く感じました。AMOMAの売上をもっと伸ばすことで、出稼ぎで離れ離れに暮らす家族や、借金に苦しむ農家さんを1人でも少なくしたい。そう思うと、AMOMAでもっと頑張ってみたいという気持ちが強くなりました。」
これから社会起業家を目指す方/ボーダレスへの就職・転職を検討している方に向けて一言。
「ボーダレスで働いた3年間で、リーダーシップや仕事の力は生まれ持った能力とは関係なく、必要に迫られて自然に身につくものだと感じました。
必要に迫られるとは、自分の実力以上の仕事を任されたり、実力以上のポジションにつき、それらを身につけなくてはどうにもならないといった状況に立つことです。
常々自分の実力以上のことを任せて頂き、振り返ると顔から火が出そうなくらいの失態をかましまくった私でも、とりあえず社長というポジションにつくまでにはなりました。
どんな挫折もとてもいい経験になりました。紆余曲折があった自分だからこそ、今どんなメンバーの成長も強く信じることができる。
だから、もしやりたいことがあるなら自分の現在の実力を考えず、とにかくやってみてください。
私もまだまだ現在のポジションに対して実力不足ですが、大きな戦略を描き、メンバーに支えられながら事業を前に進めようともがく日々は、これまでの人生の何よりも刺激的で楽しいことだと感じています。
1人1人にできることは小さなことかもしれませんが、志を同じくするみんなでたくさんの事業を作り、1人でも多くの困っている人に手を差し伸べていきたいですね。」
AMOMAの今後の成長を乞うご期待ください!
■AMOMAとは?
女性の「妊娠と出産」という輝かしい時間をサポートするママと赤ちゃんのためのナチュラルブランド。母乳不足に悩むママの為のオーガニックハーブティーや、100%植物性のアロマオイルなど植物原料のみを使用した商品づくりにこだわっている。
ミャンマーの貧困農家に雇用を生み出すことを目的として2010年8月に事業をスタートし、現在95名の農家と契約を結ぶ。事業開始から1年足らずで楽天市場「マタニティ食品」部門でランキング1位獲得、その後も、ソーシャルプロダクツ・アワードや、楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、数々の賞を受賞。現在、日本にとどまらず、韓国、中国でも事業を展開している。
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