黒毛和牛を健康に配慮した

自然放牧で育てる。


宝牧舎
代表
山地竜馬

 

宝牧舎

宝牧舎とは

  • 家畜の持続可能な生産と消費を実現する。
  • 地域の自然環境に応じた飼育方法を確立する。
  • 若者の新規参入モデルを構築する。
 

SOCIAL IMPACT

廃用母牛を購入して自然放牧することで再び繁殖が可能となった繁殖母牛の頭数、そのことによって再び使用が可能となった荒廃農地の面積をソーシャルインパクトとしています。

SOCIAL BUSINESS

どんな社会問題を解決するか

生活習慣病で廃用となっている繁殖母牛

黒毛和牛は、市場価格が霜降り基準の格付けで決まるため、それらのほとんどが輸入飼料を中心に牛舎飼育されています。そのため、肉用子牛や繁殖母牛の多くが生活習慣病となり、家畜としての役割を全うすることなく死亡したり廃用となっています。同時に、自治会や自治体などが共同で管理していた放牧地や採草地などが利用されなくなり、地域の自然や集落の景観などの維持管理が難しくなっています。また、肉牛生産には牛舎の建設や機械の購入などに多額の初期投資が必要で、堆肥処理や人工授精などには多大な労力がかかることから、高齢の畜産農家が離農しても若者の新規参入はほとんどありません。

どうやってアプローチするか

廃用母牛のリハビリ放牧による肉牛生産

まずは、地域で維持管理ができなくなった広大な放牧地や採草地を賃借して、再び牧場や農地として利用できるように整備します。次に、人工授精では繁殖が難しくなった母牛を市場から購入して、雄牛との自然交配によって再び子牛を出産できるようにします。そして、それらの繁殖母牛と肉用子牛を周年放牧することで、数年かけて少しずつかつての美しい牧場の風景を取り戻していきます。第1段階では、親子放牧で育てた健康な肉用子牛を市場で販売し、第2段階では、周年放牧で育てた安価な肉用母牛を自社で販売することで、安定期な収益を確保します。最終的には、子牛から肉牛になるまで一貫して自然放牧で育てた放牧牛肉を販売していきます。

この事業が目指す未来

牛の幸せが人の幸せになる社会

家畜は人間のために飼育される経済動物であり、畜産は環境への負荷が大きい産業です。だからこそ、家畜の健康や環境に配慮した飼育方法や流通手段が評価される社会にしたいと考えています。広大な牧場で子牛が元気に走り回る様子や母牛が子牛をかわいがる姿を見れば、誰でも自然と笑顔になります。一方で、そんな牛たちが肉になる工程を間近で見れば、誰でも目を背けたくなります。そのような自然の営みや生命の尊さを、日々の生活の中で実感できるような地域にしたいとも思います。そして、そんな仕事や地域に多くの若者が魅力を感じるような事業にしていきたいです。


この事業を創った
事業家

宝牧舎

代表 山地 竜馬

私は、1979年に大阪で生まれ奈良で育ちました。自宅が住宅街にあって両親はサラリーマンだったので、農業は全くしたことがなかったのですが、鹿児島の小離島、口永良部島に移住したことがきっかけで、牛を飼うようになりました。島で生活するための手段として始めた牛飼いの仕事が今となっては、私の人生の目的になりました。今後は、離島での生活と畜産の仕事から学んできたことを、社会起業家として責任ある立場で後世に還元していきたいと考えています。

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