あなたの夢、成し遂げたい志は何ですか。
「子供たちが安心して学ぶことができ、自ら選択し生きることができる世界に」。
そのために、生きること。発展途上国の持つ問題、新興国の問題、問題を持たない国や人は存在しがたい。その問題に影響を与えているのは思考ではないでしょうか。特に捉え方を変えると、世界が変わると感じています。
ビジネスで社会問題を解決する、その解決するビジネスに取り組む中でボーダレス流の考え方が広がって行くことが更なる問題解決に繋がると感じています。それぞれの事業を通して、新たな事業を立上げる人材を輩出できる存在を目指したいです。
入社前はミャンマーのために何かしたい!と漠然としたものでしたが、ボス(田口社長)との出会いから志の形が変わりました。

代理店で得た結果を引き出す力、ミャンマーで知った日本の労働問題。
入社前には広告代理店で7年間、旅人半年、ミャンマーで1年間働いていました。
1社目では、高等教育機関のブランディング・学生募集のために、リサーチから課題を抽出し、解決策をご提案。通常の広告代理店よりも手法が多岐に渡るため、企画営業に留まらず、制作や調査分野、大掛かりなコンサルの領域まで経験させて頂きました。ここで学んだ、メンバーをコネクトし最大の結果を引き出す「つなぐ力・巻き込む力」は、今でも大切にしています。
2社目は、ミャンマー現地法人で技能実習生制度を通して、ミャンマー人の若者を日本企業や農家さんに日本語指導をして送り出す仕事をしていました。この仕事を通して、日本企業の労働問題、技能実習生制度の問題、そして数多くのミャンマー人と関わりミャンマーの問題などを知る機会になりました。

ボーダレスのコンセプトと社風に惚れた。
ミャンマーで勤務している期間に母が体調を崩したことをきっかけに退職し帰国。志半ばで帰国したため、日本でもミャンマーと関われる仕事を探していたところ、ボーダレス・ジャパンを紹介会社よりご紹介いただいたのが、入社のきっかけです。そこから会社のことを調べ、ボーダレスに惚れました。「ビジネスで社会問題を解決し、現地が自立する先まで視野に入れている姿勢」と「オープンな社風」に共感し応募しました。その印象は入社後も変わりありません。

バングラデシュの雇用と日本のメンバーのために。
Business Leather Factoryに所属し、ブランド構築から店舗開発を行っています。バングラデシュに雇用を創出するため、販路を拡大すること、そのためにユニークで息の長いブランドを構築すること。ブランド構築にあたり、バングラデシュだけでなく日本で働くメンバーがより向上でき、その成長とともに組織、ブランドが育つ環境造りに特に力を入れています。
現在、店舗では60歳以上の雇用や様々な個性を持つメンバーとの新しいカタチの組織創りをはじめています。どんなメンバーでも受け入れることができ、向上できる環境を備えたブランドにしたいと考えます。
入社当初はミャンマーのためにという思いでいましたが、それは今も変わっていません。さらにこれまで関わった国に、そして日本の問題に対しても、と欲張る気持ちでいます。
※このインタビューは2016年2月に実施しました
