世界に数多くある社会問題。

どの国のどんな問題に対して、何から取り組むのか。

それぞれの組織にきっかけやルールがあるだろうが、ボーダレス・ジャパンの場合は、完全に"人ありき" だ。

 

バングラデシュの貧困問題を解決したい、と強く思う人がいれば、「じゃあバングラデシュに新規事業をつくろう!」という話になる。

実際にバングラデシュ出身のファルクさんは、母国の貧困状況をなんとかしたいと思い、現地に革製品の工場を作った。

それからわずか1年余りで、200人を抱える工場長となった。

 

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だが、革製品の工場を作ると決まるまでにも、それと同じくらいの時間がかかっている。

当時一緒に新規事業を立ち上げようとしていた田口中村とともに、いくつものプランを考え抜き、試しては振り出しに戻り、ようやく革製品の工場設立までこぎつけたのだ。

こういった場合、あくまで先進国側の人間が指示を出して主導権を握るというような構図が、他組織では容易に起こり得ると思う。

しかし、それはボーダレスではありえない。その時も、田口・中村がファルクさんを指導して事業を起こさせようとすることはなかった。

そして、工場設立後は、鈴木がサポートに入っているが、幹部として入ることも、経営方針にやいやい口を出すこともない。

四苦八苦しながらも、ファルクさんや現地のマネジメントスタッフが経営している。

 

バングラ工場

 

なぜか。それは、ボーダレスが一番大切にするのが"人"だからだ。

「失敗はいくらでもしていい。とにかくやってみろ。」が、田口の口癖だ。国籍問わず、志ある仲間に敬意を払い、その意志を尊重している。

そして日本側は、その工場のためにマーケティングに力を入れ、どんどん注文を増やせるよう日々尽力している。

注文が増えていけばいくほど、多くの人を雇用できると同時に、作り手にとって働きがいが生まれるからだ。

自分たちが一生懸命作った製品が売れ、どんどん注文が増える。職人たちにとって、これほど誇らしい事はない。

ボーダレスは、貧困問題に対して雇用を創出することはもちろん、働く人の楽しさを一番に考える。

 

まずは"人"。これが、ボーダレス流のソーシャルビジネスだ。

 

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急成長を遂げるバングラ工場、ついにアパレル部門も開始!
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