「陳さんとは誰なのか?」この問いに答えられるのは、今や社員数200人規模となったボーダレスジャパンにおいて、数名程度しかいない。

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陳さんは5年ほど前、まだAMOMAのメンバーが会長田口吉田の2人だけであった頃、出荷を一人で行っていた出荷の達人である。
1日200件程度なら一人でこなせると言う。

 

手狭になった東京オフィスから、AMOMA事業部単体で福岡に引っ越すことになった3年前。

東京在住の陳さんは泣く泣くAMOMAを辞めることになり、「絶対AMOMA中国を立ちあげましょう。」と言ってくれた。

その時はまだ海外進出のステージではなかったAMOMA。

しかし、国内での売上が年商8億円と安定し、中国人ジャッキーもいる今、着々と中国進出の準備は始まっている。

 

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ジャッキーは早速、陳さんを福岡オフィスに呼んだ。

2週間ほど、今の受注・出荷に対する研修や、進出の準備などを一緒にするようだ。

せっかくの機会なので、陳さんに色々お伺いした。

中国進出に関する具体的な話は機が熟してからするとして、今回は陳さんについてわかった驚きの事実についてご紹介したい。

 

 

陳さんについて驚いたこと その1:

以前はにいた

 

穏やかで上品で優しさ漂う陳さん。

「AMOMAで働かれる以前は、どんなことをされてたんですか?」

という質問に対して、にこやかに応じた陳さんの、衝撃の回答。

「研究をしていました、軍で。」 「…」

あ、聞き間違いか。

「え、軍ですか?」「そうですね。」

違った。

なぜその道を選んだのか、理由を聞いてみた。

「その当時は自分で職を選ぶなんてできなかったんです。学生の時はコンピューターを専門に学んでいたので、軍事関連、と勝手に決められました。」

当時コンピューターは普及したばかりで、コンピューターを学んだ学生の進路として、軍というのは珍しくなかったよう。

自分がこれから何年も働く会社なのに、自分で決められない時代があったなんて、と思ったと同時に、今だって世界ではまだまだ自分で職を選択できない人達がたくさんいる。

そう思うと、改めて今自分が恵まれた環境にいることを実感した。

なにはともあれ、そんな陳さんが、自分で選んでAMOMAに来てくれているというのはとても嬉しい。

 

 

陳さんについて驚いたこと その2:

日本に住みたくて34歳で単身日本へ

 

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陳さんに日本に来たきっかけについて聞いてみた。

「姉が日本で働いていて、遊びに行ったら料理もおいしいし街も綺麗だしすごく気に入っちゃって…住みたい!と思ったんです。子供も大きくなったから、姉に頼んで日本に来させてもらいました。」

子供が大きく…お子さんも20歳くらいだったのかな。

「子供も11歳になったので。」

違った。

1年日本に住んで、翌年「おいでよ」と言って小学校に通っていた娘さんを呼び寄せたとのこと。

結婚して子供が産まれてからの移住、なかなかできそうでできない。
すごい行動力だ。

 

陳さんについて驚いたこと その3:

「いい人がいます」はお母さんだった

 

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陳さんがボーダレス・ジャパンに来たきっかけについては、実は本人に会う前に吉田から聞いたことがあった。

「実は陳さんの娘さんが初め、受注・出荷で働いていたんだよ。人手不足で困っていたら、娘さんが、いい人がいますよと紹介してくれて、、、まさかお母さんだとは思わなかったけどね。笑 それが陳さんだった。」

 

職場で「人手が足りないんだけど、いい人いない?」と言われてお母さんを連れてくるなんて、なかなかできない。

日本人だったら職場に母を連れてくるというのは、かなりの恥ずかしさだ。しかしこれも、中国人の肉親・親類同士のつながりの深さ故だろう。

それにしても、日本に連れて来られた娘さんが、陳さんをボーダレス・ジャパンに連れてきたのだ。

そして、陳さんは辞めて数年たった今でも、中国に進出するとなれば福岡まで来てくれ、さらに進出すれば中国にも来てくれるという。

それほどAMOMAを愛してくれている。
ボーダレス・ジャパンに入って思うこと:

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ボーダレス・ジャパンには色々な国籍の人がいる。

日本人だけの職場なら気づかないようなことも、こうした多国籍な会社だからこそ
「みんな同じ背景で生きているわけじゃない」ということに気づく。

それでも、辞めてなお、AMOMAを愛してくれているのは、
それだけ、AMOMAの目指すこと・提供している価値に納得し、
そこに関わることに強いやりがいを感じているからだろう。

世代や国籍、文化の違いがあっても、目指すところが同じだから一緒に頑張れる。

 

陳さんとの出会いから、またひとつ、勉強になりました。
ジャッキー、陳さん、中国進出応援していますよ!!

これからのAMOMA中国にご期待あれ。