座右の銘

「行動は言葉よりも雄弁」(Actions speak louder than words.)

なぜこの仕事をするか

難民の方々も含め、日本に暮らす全ての人々が、夢や目標を追いかけることで得られるワクワクや達成感、生きがいを持てるような社会のインフラを創りたいと思っています。学生時代にインターンしていたデンマークの教育系NGOで働いているグラフィックデザイナーの方が、パレスチナ難民の3世でした。イキイキと楽しそうに仕事をする姿を間近で見て、この光景を日本に増やしたいと感じました。

わたしの履歴書

1998年生まれ、千葉県出身。
スキー好きな家族のもとで生まれ、年末年始は新潟へ毎年行っています。
おせちよりもスキーが好きなので、大晦日も元旦も、1日6〜7時間ほど滑りまくっています。

わたしの人生はたくさんの素敵な出会いに支えられているので、これまでのストーリーを三人の恩師との出会いでお伝えしたいと思います。

小学生の時に友達の誘いではじめた英会話教室で一人目の恩師である小泉先生に出会い、世界のさまざまな文化に興味を持つようになりました。10歳から高校生までお世話になった小泉先生は、一人で約100人の生徒を持つ教室を18年もずっと運営していて、一番身近なロールモデルです。今思うと、先生が女性でありながら自ら仕事を創り、キラキラと働く姿を見て、こういう風になりたいと小さい頃から憧れていたように思います。今では海外旅行に一緒に行ったり、ご飯を食べに行ったり、いつも私のことを応援してくださっています!

大学生になった頃に、既存のレールから外れてオルタナティブに生きていいと教えてくださったのが、ゼミの工藤先生でした。高校生までは、目立つことが嫌でいつも周りと同じであることに必死でした。でも大学1年生の頃に病気で肝臓が壊れ、お酒が飲めない体質になり、20歳を超えて次第に増えるサークルなどの飲み会の場で肩身の狭い思いをするようになりました。

自分が人と違うことに不安を覚えていた頃に、ジブンカラー全開で、自らが一番輝ける環境を整えている工藤先生に出会いました。お酒飲めなくても飲み会を楽しむ方法はある、留学したければ休学してもいい、必ずしも会社員にならなくていい、周りの目なんて気にしなくてもいいと体現するその生き方や思想にとても大きなインパクトを受けました。ボーダーレスの最終面接など人生の大事な瞬間にいつも頼らせてもらっているライフメンターです。

4年の準備期間を経てようやく実現した留学で出会ったのが、教育と対話によって平和な社会を創ろうと国際NGO「Crossing Borders」を立ち上げたガルバさんです。ボーダーレスジャパンにも”Border”という言葉が入っているので、内定が決まった時に「境界線を超えて、次は境界線をなくすんだね」と周りから言われました(笑)

西アフリカのモーリタニアから中東にわたり、その後北欧へ。30年以上、世界各国の教育に携わるガルバさん。彼の持つあらゆる境界線を溶かすようなリーダーシップは理想の起業家像です。たびたび家に招いてくれて、モーリタニアの伝統的なお茶を飲ませていただいたことは思い出です。
Crossing Bordersのオフィスには、20ヵ国以上からスタッフが集まっていました。
ここでの職場体験は私にとって目指したい理想の社会でした。

ワーキングママさんが15時にお子さんのお迎えに行くのをあたたかく送り出す、
レズビアンカップルの同僚が隠さずオープンに恋愛話をできる、
難民のバックグラウンドを持つスタッフがイキイキとスキルを発揮できる、

そんな場です。
「ああ、この優しくてカラフルな場をもっと日本に創りたいな」と。

私はボーダレスの一員として、命の危険性から日本に逃れてきた難民の方々の、働きたいという想いを実現する雇用を生み出すことと、働くことで得られる楽しさや達成感、自己肯定感を、彼らが持てるような仕組みを創りたいと思っています。

最後に三人目の恩師であるガルバさんにもらった言葉をシェアします。

「World is yours!」

世界で起きていることは、私たちに起きていることです。この地球に住む一人の市民として、世界を身近に捉え、行動できる人であり続けたいと思っています。

※入社時の内容のため所属が異なる場合があります。