多くの社会問題をどのように解決するのか。
私たちの答えは社会起業家たちのプラットフォームを創ることでした。
グループ各社は独立経営を維持しつつも、立ち上げ当初に必要な資金・ノウハウ全てをシェアできる相互扶助のプラットフォームがあれば、成功の可能性を飛躍的に高められます。
そして、経営が軌道に乗り余剰利益を生み出せた時は、新たな社会起業家へ投資する。
社会起業家を成功に導き、さらに成功した起業家が次の起業家に恩を繋いでいく。そんな「恩送り経営」がボーダレスの本質です。
世界の貧困や労働の問題、人種差別など様々な社会問題を解決するためには、一般的に寄付やNGO、ボランティアなどの方法を選択します。しかし、これらは経済的にも継続的にも課題が多く、問題解決までかなりの時間を要する場合があります。ここに私たちは新しい答えを出しました。それはビジネスで解決するということ。ビジネスという経済的な活動を通して、持続的かつスピーディーに社会問題を解決してく。それがソーシャルビジネスです。
ソーシャルビジネスを成功させるためには、差別化されたコンセプト、考え抜かれたビジネスモデルが必須条件です。また、一度始めたらそう簡単に辞めることはできません。しかし、社会問題を解決しながらマーケティングやマネジメントを行い事業を成り立たせることは非常に難易度が高く、社会起業家がソーシャルビジネスをゼロから立ち上げ、成功へ導くのはとても難しいと言われています。
ソーシャルビジネスを成功させることが難しいのであれば、ボーダレス・ジャパンが社会起業家のバックアップオフィスとなり、事業に専念するために必要な機能を提供すればいいと考えています。
具体的には創業資金・成長資金をはじめ、黒字化するまではマーケティング・広報・デザインなど事業のフロント側のサポート、黒字化以降も人事・労務・経理などバック側の機能をすべて提供します。
独立会社がグループとして集う意味、それはシェアできる資金・ノウハウ・システムの質が向上し、事業成功の確率が飛躍的に向上するということ。
そして、グループ内で得たものを新たに参画する社会起業家に「恩送り」していくことで、社会起業家の数は確実に増えていく。
社会を変えるスピードもより速くなる。そんなグループを目指しています。