親や祖父母、きょうだいの介護をしている若者のことをヤングケアラーや若者ケアラーと呼び、40歳以下で介護をしている人が日本に54万人ほどいると言われています。周囲に相談できず、孤立し、見通しの立たない将来に不安を抱えています。介護に対する職場の理解もまだまだ浅く、介護をしながら窮屈な思いで働いている、または介護離職してしまう人も沢山います。超高齢化による社会保障費の増大という課題の対策のため、国は施設介護から在宅介護への移行を年々進めています。少子化、晩婚化、核家族化が進行する日本で、家庭で介護を担うのは誰なのでしょうか。
介護と仕事で悩む若者を対象に、家族介護の経験のあるキャリアパートナーが相談に乗り、介護に理解がある会社に繋ぎます。また、当事者同士のコミュニティによって、同じ境遇の人に気軽に相談ができるような環境を構築します。
超高齢化、介護人材不足、在宅介護推進。少子化、核家族化、晩婚化。誰もが介護のリスクを抱える、この時代。介護によって孤立し、仕事を辞め、夢をあきらめる若者たちが沢山います。
わたしたちはそんな若者たちの孤立を解消するべく、就職・転職支援と当事者同士のコミュニティを形成します。介護をしながらでも、当たり前に生活できる社会を築きます。
VISION