11月16日にリリースした社会起業家創出制度「SEED/SEED Youth」。

公募開始から続々とエントリーシートが届き、選考が始まりました。そして、先日ついに1人目のSEED Youthメンバーが誕生しました。

山岸 亮太 さん、20歳。

現在 大学3年生の彼が目指すのは、「やりたいことができる子どもを増やすこと」と、それを実現するための「"自走型"孤児院の設立・経営」です。

高い理想と、そこに向けて一直線に走る行動力

山岸さんは、子どもの選択肢を増やす第一歩として、子どもが「自力で稼げる」状況をつくり、親がいない・経済的に難しいといった理由で教育を受けられない状態をなくしたい、と考えました。

そしてそれを実現するアイデアが、「支援に頼らない"自走型"の孤児院・複合施設」です。

施設で暮らす子どもはまず、化学製品や機械ではなく、昔ながらの技術を活用した安全なものづくり(農産物、食料品など)の教育を受けます。技術を身につけ、生産したものを販売して資金を貯めていけば、義務教育を超えて高校・大学に通う、という選択肢を持つことも可能に。

寄付や支援で集めた資金を中心に「子どもを保護する施設」を経営するのではなく、子どもたちが技術を身に着け、施設として「売れるものを作り、販売して利益をあげる」ところまで行うことが、問題解決の要です。

思い入れの強いインドネシアで最初のモデルをつくりあげ、その後は世界中で展開することを目指しています。

山岸さんは大学入学後からNGOの活動のため何度もインドネシアに渡り、「貧困」と呼ばれる状況の人たちと寝食を共にしてきました。その中で支援の良い面も難しい面も知り、「子どもたちがどんな状況でも、衣食住がそろった状態で生活できるようにしたい」と思うようになったそうです。

公的機関から非営利セクター、ビジネスと様々な選択肢を検討した結果、ビジネスを使って自分の事業を立ち上げることが問題解決への近道だと考え、SEED Youthのエントリーに至りました。

ポイントは「ソーシャルインパクト」と「『やる』と決める強い意志」


(山岸亮太さん/写真左)

山岸さんが出したアイデアは、決して「ビジネスとして完璧&今すぐ実行可能なもの」だったわけではありません。

次の2つが、ポイントとなりました。

(1)ソーシャルインパクト
山岸さんは、今まで支援でしか関われないと思われてきた分野に、ビジネスでアプローチしようとしています。つまり、対象が「何かを与えられて生きる状態」から、「自らのスキルを活かして自立できる状態」になることを目指しています。

そして、目の前の数十人・数百人単位ではなく、似たような状況にある世界中の子どもをターゲットにしているのです。このアイデアが本当にビジネスとして実現されれば、多くの子どもが継続的に、自立できる状態を生み出すことができるでしょう。

(2)「やる」と決める強い意志
更に、解決したい社会問題について様々な角度でのアプローチを検討し、自分でも試してみた上で、「まずはビジネスで、このアイデアでやってみる」と決めました。

ただ「こうしたい」と口にするのではなく、「そのために何ができるか」「何を解決すれば理想の状態になるか」を追求し続けた結果なのではないでしょうか。

エントリー・入社時点で書いてみたアイデアは、今後の経験を経て変化する可能性も大いにあります。しかし、現時点で自分が考えうるアイデアを様々な角度から検証し、仮説として置いてみることこそが、ソーシャルビジネスを早く成功させて社会問題を解決する必須条件です。

SEEDとSEED Youthの選考フロー

ボーダレス・ジャパンでは引き続き、「社会問題解決のビジネスを創りたい」と本気で考え、行動する人を募集します。

あなたも、解決したい社会問題を、自分のビジネスアイデアで解決しませんか?

社会起業家創出プログラム「SEED/SEED Youth」は、日本国内・海外を問わず「社会問題をビジネスで解決する」と決め、自ら立ち上げたいと考えている人のための仕組みです。

「SEED」にエントリーする

すぐにビジネスとして立ち上げたいビジネスプランがある場合は、SEEDにエントリーしてください。エントリーシートの提出後、オンライン面接を行い、それを通過すれば詳細なビジネスモデルや収支計画を提出し、最後の面接に進みます。その後は1,2回の面接を経て入社し、創業経営者としてそのビジネスの立ち上げに向かいます。(最大3名のグループでもエントリー可能です)

「SEED Youth」にエントリーする

具体的なビジネスプランがない場合や、ビジネス経験が少ない・実力をつけたい方は、SEED Youthにエントリーしてください。エントリーシートの提出後、オンライン面接を行い、通過後に1,2回の面接を経て入社となります。

志とビジネスアイデアをもとに決まった配属先で、実践経験を積みつつ、SEED ACADEMYでビジネスプランをブラッシュアップしていきます。そして入社から2年以内に、創業経営者として事業の立ち上げに挑みます。

自分のビジネスプランですぐに会社を設立する「SEED」も、入社後2年以内の会社設立を目指す「SEED Youth」も、通年でエントリーを受け付けています。

エントリーシートのダウンロードURLは、SEED MEMBER登録時に届くメールに記載していますので、ご覧ください。
皆さんのエントリー、お待ちしています!

<SEED MEMBER登録に登録する>