
2015年2月、ボーダレスの8つ目のソーシャルビジネス「BORDERLESS LINK」がミャンマーでサービス開始しました。
BORDERLESS LINKS(ボーダレスリンク)は、発展途上国の僻地にある貧困村をつなぐ物流サービスです。僻地の貧困農村には、町から村までの物流が整っていないために、米や薬などの生活必需品も十分に行き渡っていません。
またその物流コストの高さから、村で買えるわずかな商品は、時として都市部の何倍もの値段がします。わずかな現金収入にも関わらず、高い生活コストを強いられる村の人たちをどうすれば救うことができるのか?
物を届けるにも、ミャンマー全土にある僻地には、雨季になる川が増水し車が渡れない場所もあります。そこで、この事業リーダーを務める加藤は、各村に店舗 BORDERLESS SHOPを開くことにしました。各村に店舗を置き在庫を確保することで、あまり高い頻度でいくことができないエリアにもしっかりモノを届けることができるようになります。
一人ひとり、村1つひとつの購入量は小さいですが、無数に存在する村々の注文を取りまとめめると相当なボリュームになります。ボーダレスは、その注文ボリュームを持ってメーカーと交渉。安く商品を調達することで、BORDERLESS SHOPまでの物流コストをまかない、僻地でも都市部と変わらない値段で商品を届けることを可能にします。(詳しくは、事業紹介ページをご覧ください。)
そして本日、LoneCone村でBORDERLESS SHOP1号店がオープンしました!(当日の様子は、コチラをご覧ください。)
僻地に暮らす貧しい村々をつなぐ物流インフラ事業。適正価格で商品を届けて生活コストを下げるだけでなく、彼らの生産物を都市部に届けることで村人の収入UPにも寄与できます。そして、今までラストワンマイルと呼ばれ見放されてきた彼らのための様々な生活サービスを提供していく計画です。
BORDERLESS LINK事業部長 加藤彩菜の「ミャンマー奮闘記」でも現地のリアルな事情をお伝えていますので、是非ご覧ください。なお、本プロジェクトとの協業をご希望の方は、こちらよりお問い合わせください。