報道関係者各位
プレスリリース

2017年1月25日
株式会社ボーダレス・ジャパン

「ソーシャルビジネスで世界を変える」株式会社ボーダレス・ジャパン(東京都新宿区、代表取締役社長:田口一成)の代表取締役副社長・鈴木雅剛、革製品事業のビジネスレザーファクトリー社社長・原口瑛子は、2月10日、JICA地球ひろばが主催するシリーズセミナー「途上国という選択肢」に登壇する。「ファッション×国際協力」をテーマに、ビジネスを通じて途上国の課題解決に取り組む若手起業家4人が自身のキャリアや事業について語る。

■ JICA地球ひろばシリーズセミナーについて

近年、社会起業家を志す人が増えてきたことを受け、JICA地球ひろばでは、「途上国ビジネスという選択肢」というセミナーをシリーズで開催している。セミナーでは、ビジネスを通じて途上国の課題解決に取り組む若手起業家と、その支援に取り組む団体の方を登壇者として迎え、毎回のテーマに沿ったソーシャルビジネスについての理解を深める。

2月10日(金)に開催される第2回目のセミナーでは、「ファッション×国際協力」をテーマに、第一線で活躍する現役の社会起業家4人が登壇する。現在取り組む事業や、その活動に至るまでの自身のキャリアについて語る。

■ 第2回「途上国ビジネスという選択肢」テーマ「ファッション×国際協力」

登壇者は現役の社会起業家4名。株式会社ボーダレス・ジャパンの代表取締役副社長・鈴木雅剛、ビジネス革製品のビジネスレザーファクトリー社長・原口瑛子のほか、Ethical Fashion Japan代表・竹村伊央、Alizeti代表・根津朋子が登壇する。

イベントでは、弊社代表取締役副社長・鈴木が、ソーシャルビジネスの本質、ボーダレス・ジャパンの社会起業家のプラットフォームとしての仕組みについて語る。ボーダレス・ジャパンは創業以来、社会問題を解決するための事業を10立ち上げており、社会起業家が集まる日本に唯一のプラットフォームカンパニーとして成長を遂げてきた。不動産業から始まったボーダレス・ジャパンが、社会起業家を集める「プラットフォームカンパニー」という形態にいたった理由、そしてその仕組みについて紹介する。

バングラディシュ工場1

ボーダレス・ジャパンの数あるソーシャルビジネスの一つ、ビジネスレザーファクトリー社長の原口は、バングラデシュの貧困層に雇用を生むためにスタートした事業の取り組みについて紹介する。2014年創業時、工場スタッフ2人でスタートしたこの事業は、現在では約500人の雇用を生み出す革製品事業へと成長を遂げた。イベントでは、現地工場で生産・品質管理を担当していた自身の経験談も織り交ぜ、工場で働く人の生活がどのように変化したのか、現場目線での事業のソーシャルインパクトについても語る。

他に、「エシカルなものづくりを当たり前に」をキーワードにファッションとしてエシカルを根付かせる取り組みを行っているEthical Fashion Japan代表・竹村伊央、大学生仲間2人とともにメイド・イン・ルワンダのファッションブランドを立ち上げた根津朋子も登壇する。社会問題を解決するための事業に取り組むまでのキャリアパスや、ファッションを通じて社会問題や開発途上国の問題を解決することについての思いなどをお話しする。

【イベント詳細】

タイトル :シリーズセミナー「途上国ビジネスという選択肢」第2回テーマ「ファッション×国際協力」

日時   :2017年2月10日(金)
     18:45〜20:45
会場   :JICA市ヶ谷ビル2階
     国際会議場
主催   :JICA地球ひろば
定員   :100名(先着順)
参加費  :無料
参加方法 :下記問合せ先まで電話またはEメールにてお申込みいただくか、もしくはウェブサイトからお申込みください。

JICA地球ひろば 地球案内デスク
電話番号 0120-767278
Eメール chikyuhiroba@jica.go.jp
JICA地球ひろばウェブサイト

【登壇者プロフィール】

鈴木雅剛
鈴木 雅剛
株式会社ボーダレス・ジャパン代表取締役副社長

2004年横浜国立大学大学院卒業後、株式会社ミスミに入社。入社直後から新規事業開発を担い、2年で売上高3億円の黒字事業へ。就職前より起業を志し、「共にやった方が速い」と、同期入社の田口(現:株式会社ボーダレス・ジャパン 代表取締役社長)と共に2007年に株式会社ボーダレス・ジャパンを創業。現在10の事業を立ち上げている。

原口さん
原口 瑛子
Business Leather Factory社長

2008年 早稲田大学政治経済学部卒業後、イギリスサセックス大学開発学研究所貧困と開発修士課程修了。2010年に国際協力機構(JICA)に入構。国際機関との連携事業や中米地域の円借款案件を担当。2014年フランス留学中にボーダレス・ジャパンに出会い、同年2015年1月に入社。子ども服事業CORVA社にて店舗開発を担当、Business Leather Factory社にて品質管理を担当した後、バングラの自社工場に駐在し、生産管理・品質管理をサポート。バングラデシュの貧困問題解決のための事業に取り組んでいる。

竹村氏
竹村 伊央
Ethical Fashion Japan代表

高校卒業と同時に渡英し、イギリスでエシカルファッションが興隆しつつある2005年より、エシカルファッションムーブメントを作り上げたブランドの1つ、JUNKY STYLINGに勤務。またスタイリストとしても活躍し、エシカルを中心としたスタイリングも手がける。2010年帰国後、2012年にEthical Fashion Japanを設立。同年に「ファッション×社会問題」をコンセプトにしたエシカルファッション誌「Emagazine」をローンチするほか、2013年3月の1周年イベントでは日本初のエシカルファッションのショッピングイベントをエシカルブランド14社と開催。ファッションとしてエシカルを根付かせるさまざまな取り組みを行う。

根津氏
根津 朋子
Alizeti(アリゼティ)代表

ルワンダで製作したオーダーメイド洋服を日本人向けに販売している、ファッションブランドAlizeti代表。現在早稲田大学5年生。大学4年次に休学しアフリカで企業インターンシップを経験後、ルワンダにてAlizetiを立ち上げる。ファッションショーTokyo Africa Collectionを立ち上げるなど、アフリカ×ファッションをテーマに活動している。

■ ビジネスレザーファクトリーとは

手頃な価格で上質な革製品を提供する「働く人のための」牛本革製品専門ブランド。
株式会社ボーダレス・ジャパンのソーシャルビジネスの一つとして、バングラデシュの貧困層に雇用を生み出すことを目的として始まった。バングラデシュでは、年に一度開催されるイードと呼ばれるお祭りで、大量の牛皮が発生する。この牛皮を使った革製品の工場で、雇用を生み出せる可能性を見出だし、2014年に事業をスタート。創業から3年、現在工場では約500名を雇用している。2014年3月よりネット販売を開始、現在5店舗を構えている。2015年には「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2015」を受賞し、「ガイアの夜明け」などメディアにも多数掲載される。

▶︎Business Leather Factory 公式HP

BLFバングラ3

■ 株式会社ボーダレス・ジャパンとは

「ソーシャルビジネスで世界を変える」ことを目指し、社会起業家が集うプラットフォームカンパニーとして2007年3月に現・代表取締役社長 田口 一成が設立。現在、「貧困」「環境問題」など社会問題の壁を超える10つの事業を展開中。偏見のない世界を作る多国籍コミュニティハウス「BORDERLESS HOUSE」、オーガニックハーブで貧困農家の収入をアップする「AMOMA natural care」、バングラデシュに雇用を作るビジネス革製品「Business Leather Factory」など多くの社会的事業を創出している。オフィス・活動拠点を東京・大阪・福岡・韓国・バングラデシュ・台湾・ミャンマーへと拡大し、2016年度の売上高は30億円を超える見込み。

▶︎株式会社ボーダレス・ジャパン 公式HP

■ JICA地球ひろば

「市民参加による国際協力の拠点」として、2006年に設立される。世界が直面する課題について体験型展示で学ぶ体験ゾーン、国際協力・交流に関連する様々なイベントやセミナーが開催される交流ゾーン、食を通して世界を感じるJ's Cafeなどの施設が備えられ、多くの市民が国際協力に興味を持ち、実際に国際協力活動に参加していくことができるよう、様々なサービスを提供している。

▶︎JICA地球ひろば 公式HP

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