11月のボーダレスシネマは、ドキュメンタリー映画「シード ~生命の糧~」の上映とトークセッションを行いました。

 

1万2千年以上もの間、世界中の人々によって大切に受け継がれてきた種子。
しかし、気候変動や多国籍企業による種子市場独占により、20世紀中に種子の94%がすでに消滅。
市場には遺伝子組換え作物(GMO)が登場し、多くの国々で農家が種子を保存し翌年蒔くことが禁止されるようになった。種子の多様性が失われることで私たちの生活・未来にどんな影響がおこるのか?持続可能な農業、持続可能な社会を実現するために私たちが今すべき選択を考えさせられるドキュメンタリー。

持続可能な農業に携わるゲストなどによるトークショーも同時開催

※画像は過去開催時のイメージです

トークセッションのゲストは「100年先もつづく、農業を」というメッセージを掲げ、農薬や化学肥料不使用で栽培された農産物の販売を行っている株式会社坂ノ途中 代表取締役 小野邦彦様と、有限会社ペーパーカンパニー 代表取締役社長、株式会社キナックスホールディテングス 取締役会長 中村修治様にご参加いただきました。

ご参加いただいた皆さまからの感想を一部ご紹介します。

「情報の質や意識のレベルが高く、とても勉強になりました。農業を生業とする当事者として、多くの気づきをえたお時間でした。」

「最近話題になっている種苗法改正に関する議論も賛成・反対派の両面から説明があり、勉強になった。」

皆様、たくさんのご質問や感想をお寄せいただきありがとうございました。

ボーダレスシネマでは、今後も様々なジャンルのドキュメンタリー映画を上映していきます。トークショーのゲストによる、ここでしか聞けない話も盛りだくさんでお送りします!
それでは、次回のボーダレスシネマもお楽しみに。

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