9月のボーダレスシネマは、ドキュメンタリー映画「ジェンダー・マリアージュ ~全米を揺るがした同性婚裁判~」の上映とトークセッションを行いました。

アメリカ最大の人口を誇るカリフォルニア州。一度は認められた同性婚が、「提案8号」の法案通過により、再び禁止されることに。これを人権侵害であるとして提訴した2組のカップルと、彼らを支えた弁護士たちを5年間にわたって追い続けた、感動のドキュメンタリー。

現役弁護士など多様なゲストによるトークショーも同時開催

(トークセッションのゲストは弁護士(日本・NY州)、一般社団法人Marriage For All Japan 代表理事 寺原真希子様と、有限会社ペーパーカンパニー 代表取締役社長、株式会社キナックスホールディテングス 取締役会長 中村修治様

ご参加いただいた皆さまからの感想を一部ご紹介します。

「セクシャルマイノリティーについて、まずは今日のような映画から学んでみることも面白くて、関心がない人に対してでも導入として分かりやすくていいなと思いました!カテゴライズにこだわるより、誰しもが自由に自分らしく生きることができる日本になるように、私もできることからアプローチしていきたいです。」

「「認められる」ということは膨大な時間と労力が必要だと感じました。法を改正するには国会議員の、さらには有権者や社会の無関心を変えなければならないというお話から、今日のようにイベントや講演を行っていらっしゃる方々のエネルギーが本当にすごいと感じました。また、私も今の学校での性教育は不十分だと思っていて、子供だけではなく、その親への影響があったというお話を聞き、やはり教育の現状を見直すべきではないかと思いました。」

皆様、たくさんのご質問や感想をお寄せいただきありがとうございました。

ボーダレスシネマでは、今後も様々なジャンルのドキュメンタリー映画を上映していきます。トークショーのゲストによる、ここでしか聞けない話も盛りだくさんでお送りします!
それでは、次回のボーダレスシネマもお楽しみに。