2013年 新卒入社
新規事業立上げ準備中
青山明弘
Akihiro Aoyama
戦争・紛争のない世界をつくる

あなたの夢、成し遂げたい志は何ですか。

「戦争・紛争のない世界をつくること」です。壮大すぎる夢ですが、小さい頃祖父母に戦争の話をよく聞いてきたことと、中学生の時によく戦争に関するドキュメンタリーを見ていたことが、「自分の大切な人を殺され、人を殺させることでその人の人格も破壊する」戦争の理不尽さに怒りを覚えるようになった原点かなと思います。
戦争・紛争と一口に言っても様々な要因が絡んでいて解決には膨大な時間がかかりますが、差別/偏見、貧困、資源、などアプローチ出来る領域はあり、それぞれの分野で戦争・紛争をなくす活動を立ち上げていきたいと考えています。

地雷原を題材にした映画制作に必死だった大学時代。

大学の国際問題啓発サークルに入っていました。 長期休みにはバングラデシュやインドにスタディーツアーへ行きましたが、特に注力していたのはカンボジアの地雷原を題材にしたドキュメンタリー映画制作です。この映画制作では実際に紛争の当事者だった方々へのインタビューも行い、ある男性の言葉がとても印象に残っています。
「なぜ同じ国民同士で殺し合ったのか」という質問への彼の答えは2つ。1つ目は「貧しかったから」。2つ目は「”相手は悪い奴らだ”とボスから言われ、それをそのまま鵜呑みにしていた。よく考えれば相手も自分と同じように家族がいる人間。相手のことをもっと知っていたら引き金は引けなかったかもしれない」というものでした。
この彼の言葉から相互理解が戦争・紛争解決の一つの方法なのではと考えるようになりました。

面接で4時間半以上も想いを伝えた。

ボーダレスを選んだのは、「ビジネス」で「社会問題を解決する」ということを本気で目指している会社だからです。学生の時に訪れた国で、「寄付金がストップするから活動を続けられない」という状況を見ました。現地の状況は解決されていないのに。それから寄付金を原資とした活動よりも自分たちで利益を生み出しながら行う活動の方が、持続性があるし、スピードも間違いなく早いと考えるようになりました。
就活の時は一般企業も受けていましたが、「儲かるか儲からないか」という点でのみ事業を考えることに違和感を覚えていました。そんな折りにボーダレスジャパンを見つけました。副社長の鈴木との面談時間は4時間半にも及びました(笑)。
自分の将来やりたいことを素直に話し、それがそのままボーダレスジャパンのやりたいことだと言われ、ここしかないと入社を決めました。

入社2年でボーダレスハウス台湾を任され、100名を超える規模に。

現在は国際交流をコンセプトとしたシェアハウス「ボーダレスハウス」の台湾支店にて事業統括をしています。「偏見をなくす」ことにフォーカスをしているボーダレスハウスで、入社二年目の終わりに事業を任され、入居者さんはインターンの子とその友達の2人だけという状態から、100名を越える方に住んで頂けるまでになりとてもエキサイティングな毎日を過ごしています。
私の目標は「戦争・紛争をなくす」こと。その一つの要因である差別・偏見をなくすべくボーダレスハウスをもっともっと大きくしていきたいと考えています。
一方で、資源の問題にも興味を持っています。今起きている戦争・紛争の大きな要因の一つは資源争奪だからです。将来的には特定地域に限定されることのないエネルギーの供給にも携わりたいと考えています。というか必ずやります。

※このインタビューは2016年2月に実施しました

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