プレスリリース配信日:2022年11月2日 10時40分
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むすびば株式会社(福岡県福岡市東区、代表取締役社長:相原恭平)は、技能実習生のためのオンライン日本語教室「むすびば」で、建設現場に特化した教育サービスを開始しました。
建設現場で使われる言葉や会話、道具・機械の名前や使い方、マニュアル作成などに特化することで、技能実習生の失踪や、現場でのトラブルを解決。「技能実習生が日本にきてよかったと思える社会」の実現を目指します。

詳細はこちら:https://musubiba.life/kigyou

建設に特化した教育サービスを始めた背景

「日本語教育 むすびば」では、技能実習生を受け入れている80社以上の企業様に日本語教育を提供してきました。そのうち約7割が、建設業の企業様であることに注目。
技能実習生受け入れの担当者に話を聞く中で、建設現場で起こっている問題が見えてきました。

仕事中に立入禁止の場所に入ってしまい事故に巻き込まれ、入院してしまった実習生がいた。道具の名前や使い方をなかなか覚えられないことで、現場で使用する道具や材料を間違えてしまう。わかっていないことを「わかりました」と言ってしまい、最終的にトラブルになってしまう。など、日本語が理解できていれば避けられた問題がたくさんあることが分かりました。

そこで、建設現場に特化した日本語教育の必要性を感じ、建設で使われる言葉や道具の名前や使い方、安全や仕事の流れについてのマニュアル作成を提供することにしました。
日本語を学び仕事上のトラブルや失敗がなくなれば、会社から失踪することもなくなり、楽しく日本で働くことができるようになると考えています。

むすびばwebサイト:https://musubiba.life/

建設に特化した外国人向け日本語教育の特徴

①建設の職種ごとに教育プログラムを用意

とび・内装施工・型枠・解体などそれぞれの職種ごとに教育プログラムを用意しています。
各職種で使用する道具や機械の名称から使い方を教え、仕事でよく使われる言葉を中心に会話の授業を行うことで仕事での失敗がなくなります。

②会話力向上に特化したオンライン日本語教育

外国人技能実習生の勤務時間に合わせてオンラインで受講できます。会話力に特化しているため短期間で話す力が日本語が上達します。
「職場で実際に話される会話」を中心に設計開発された、むすびば日本語教室オリジナル教材を使用。一般的な日本語教育の「〜です」「〜ます」ではなく、建設現場でよく使われる「〜するな」「〜をとって」のような言葉に絞って勉強します。

③技能実習生の母語が入った仕事のマニュアルを配布

仕事内容や流れを理解できていないことで指示待ちになってしまったり、「わからないこと」を「わかりました」と言ってしまい仕事でミスをしてしまう問題に対応。
1日の仕事の流れ、道具の名前や使い方などを母語でまとめたマニュアルを企業様に配布することで、未然にトラブルや事故を防止します。

プログラム詳細:https://musubiba.life/kigyou

▽無料パンフレットをご用意しております
https://musubiba.life/course?#pamphlet

実習生にとって働きやすい社会の実現に向けて

技能実習生が失踪してしまう割合は、建設企業が全体の45%を占めています。

直近3年間で失踪した技能実習生のデータ

【2019年】
失踪した技能実習生:8,796名/内建設企業:3,592名 約41%

【2020年】
失踪した技能実習生:5,885名/内建設企業:2,693名 約46%

【2021年】
失踪した技能実習生:7,167名/内建設企業:3,838名 約54%

この現状を受け、建設現場で働く技能実習生に特化した教育サービスを提供することで、失踪やトラブルが減り、建設企業にとっても実習生にとっても働きやすい社会を実現していくことができます。

むすびばが目指す「技能実習生が日本にきてよかったと思える社会」の実現を加速させるため、技能実習生の失踪や現場でのトラブルなどの問題を日本語教育で解決してまいります。

【会社概要】
会社名:むすびば株式会社
代表:代表取締役社長 相原恭平
所在地: 福岡県福岡市東区多の津4-14-1
資本金:1000万円
https://musubiba.life/