プレスリリース配信日:2021年12月1日 10時00分
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「答えは、 ふたりの中にある」パートナーシップに関するメディアコミュニティ・フタリノ(所在地:東京都新宿区、 代表 清水愛)は、 「子どもを望む・望まないの選択」に関するアンケート調査を実施し、 20~30代のパートナーのいる男女約3,400人が回答しました。 (※調査期間:2021/11/8~11/9)

その結果、 約4組に1組が子どもを持つことに対する価値観の相違に直面していることがわかりました。 また、 「望む」「望まない」だけでなく「欲しいかどうかわからない」という声もあり、 妊娠・出産・子育てに対する不安を抱えるリアルな姿が浮かびました。

※ フタリノ株式会社は、 社会起業家のプラットフォームカンパニーである株式会社ボーダレス・ジャパン(本社:東京都新宿区、 代表取締役社長:田口一成)のグループ企業です。

調査内容

パートナーシップに関するメディアコミュニティ・フタリノは、「子どもを望む・望まないの選択」に関するアンケート調査を実施、その結果を公表しました。
調査は「フタリノ」の公式Instagramにて、フォロワー10万人を対象にアンケートを行い、約3,400人が回答しています。(※調査期間:2021/11/8〜11/9)

その結果、子どもを望む・望まないについてパートナーとの意見が一致していないカップルが、およそ4組に1組の割合でいることが分かりました。

さらに、子どもを望むことについてどちらが消極的だったのかを聞いてみると、男性が54%、女性が46%とほぼ同等の結果になりました。

子どもを望む・望まないについて意見が分かれた方を対象に、望む理由/望まない理由、パートナーとどのように話し合ったのかについて追加調査を行い、女性60名の回答を得ました。

■子どもを望む方の声
・自分が育ってきたような理想の家庭を築きたい
・両親に孫の顔・成長を見せて喜んでもらいたい
・愛する人との子どもが欲しい
・女性として生まれた以上、妊娠/出産/育児を経験してみたい

■子どもを望まない方の声
・ふたりの時間を大切にしたい
・子どもが苦手。好きになれない
・40過ぎでお互い初婚のため、子どもが成人するまでちゃんと育てられる自信がない
・毒親に育てられたため、育てる自信がない
・周囲を見ていて、出産・育児が夫婦の不仲に繋がるのが怖い
・自然妊娠が難しく、不妊治療をしてまで欲しいと思わない

■わからないという方の声
・出産は命懸けだから漠然と怖い
・親から虐待を受けていたため自分もそうしてしまわないか恐い
・体力的・精神的に、子育てをする自信がない
・実母が毒親で実家のサポートを受けるという選択肢がないことが不安
・精神疾患があり、子を授かるためには一時的に薬をやめる必要がある

話し合いの結果、8割が「ともに歩む」と回答し、その内訳では「子どもを望む方向で歩む」「自然に任せる」の回答が多数となりました。

子どもを望む・望まないといった意見の相違に焦点を当てるのではなく、なぜそう想っているのかといった背景を話し合うことで、課題を共有し、ふたりで方向性をすり合わせられたケースが多く見られました。

■ともに歩む
・子どもがいるから幸せ・いないから不幸せではない。夫婦が幸せだと思える暮らしを考えていきたい
・不安はあるが、パートナーが支えてくれると確信が持てた
・欲しいと思っても叶わないこともあるので、結果論で良いという結論に落ち着いた

■保留
・いつかは欲しいと思う日が来るかも
・急がず夫婦二人の時間を大切に過ごしてからよく考えよう、となった

■別れた
・いつでも授かれるものではなくリミットがあるため、別れる選択をした
・価値観が一致しないまま一緒にいることが辛かった

コメントの詳細はこちらからご覧いただけます。

フタリノによる調査結果の総評

4組に1組が、子どもを望む・望まないで悩んでいる

この調査は、子どもを望まないというパートナーとの結婚に悩む男性フォロワー様からの「みんなはどう乗り越えたのか知りたい」というご相談がきっかけで実施しました。

調査の結果、4人に1人が同様の問題を抱えており、子どもを望むことに女性側が消極的なケースも4割を超えるということがわかりました。

また、追加調査を通して見えてきたのは、「子どもを望まない」「欲しいかどうかわからない」と答えた方の中にある、妊娠・出産・育児に対する不安で切実な想いでした。

望む・望まないの背景にも十人十色の想いがあることを理解し、どちらの選択もフラットに受け止める必要がありますね。

簡単に答えを出せるケースばかりではありませんが、大切なパートナーの不安な想いに寄り添いながら、ふたりが納得できる方向へ歩みだせたらいいですね。

フタリノでは、ふたりが自分たちらしい答えを導きだせるよう、多くの意見や考えに触れられるアンケート調査を行っています。

「フタリノ」とは

フタリノは、10万人のフォロワーの皆さんと一緒にパートナーシップについて考えるメディアコミュニティです。

人生を共にするふたりが自分たちらしいあり方を実現できる社会を目指し、多様な価値観やふたりの選択のヒントになる情報を発信しています。

■利用者の声「あなたにとってフタリノとは?」
・自分たちらしい夫婦の形を認めてくれる存在
・見えない未来を想像していく材料
・自分だけの狭い世界から救われる場所
・これからのこと、お互いのことを話し合うきっかけをもらえる場所
・夫婦で話しにくい話題を取り上げてくれる、架け橋的な存在
・ふたりで一緒に見たいメディア

■個人のお客様へのサービス

公式Instagram(フォロー無料)では、パートナーシップの構築に役立つ情報を配信しています。「みんなはこんなときどうしているのだろう?」といった、パートナーシップに関するお悩みなど、匿名でのご相談も承っています。

■法人のお客さまへのサービス「フタリノリサーチ」の特徴

① ライフイベントの情報を積極的に収集している20~30代にリーチできます
② 24時間で約5,000人の回答を得ることができます
③ さらに詳細のヒアリングやインタビュー調査を行うこともできます

12月末までにお問い合わせいただいた事業者様に限り、特別価格でご提案します。
ご希望の事業者様は下記よりご連絡ください。

お問い合わせ先:info@futa-rino.com(担当 清水)

フタリノが目指すもの

フタリノは、夫婦が自分たちらしい家族の形を見つけられるような支援がしたいという思いで立ち上げました。

きっかけは、わたし自身が不妊治療に挫折して精神的にバランスを崩してしまったこと。
「同じような悩みを持つ人はどうしているんだろう?」「わたしの経験が誰かの役に立てば」とInstagramでの発信をはじめました。

そして、フタリノを運営するうちに、不妊治療や子どもの有無に限らず、夫婦間の悩みは深いものほど身近な人に相談しにくいという課題があることに気がつきました。

同じような経験をした人が周りにいない。
「ふたりのことはふたりで解決すべき」という固定観念。
家族の問題を公にすることをタブー視する風潮。

こうしたことが邪魔をして、1人で抱え込んでしまう人が多いのが現状です。
問題が長期化することで精神バランスを崩したり、新たな家庭問題の火種が生まれてしまうケースも少なくありません。

わたしたちは、これらを「ふたりの問題」で済ますことなく、みんなで視点を補い合いながら解決していける社会を目指しています。
そしてそれは、あらゆる家族問題の予防、ひいては社会全体の幸福度向上につながると信じています。世の中の正解ではなく、ふたりのオリジナルの答えに辿り着けるよう、多様な視点やヒントが得られる場「集合知(地)」を提供することがフタリノのミッションです。


フタリノ代表 清水愛

【フタリノ株式会社の会社概要】
会社名:フタリノ株式会社
代表取締役社長:清水 愛
所在地 東京都新宿区市谷田町2-17 八重洲市谷ビル6F
設立:2021年10月14日
資本金:1000万円
URL:https://www.instagram.com/futa_rino/

【株式会社ボーダレス・ジャパンの会社概要】
会社名:株式会社ボーダレス・ジャパン
代表者:代表取締役社長 田口 一成
本社 :東京都新宿区市谷田町2-17 八重洲市谷ビル6F
設立 :2007年3月
資本金:1,000万円
https://www.borderless-japan.com/

【本件に関するお問い合わせ先】
フタリノ株式会社
担当:清水
Email:info(ここに@を入れてください)futa-rino.com