ミャンマーでビジネスを始めるには、地域の人や組織の合意が必要です。
私たちのプロジェクトも、村で物流サービスを始めるために許可を貰わなくてはなりませんでした。制度は不確定な事が多く、どこから手をつけていいやら…

「なんで日本人がミャンマーでやるの?」

ミャンマー人だったら何の問題もない事が、日本の会社だと幾つもの申請と許可が要ります。ビザ期間の問題や、会社のライセンスの事など、一つ一つ説明しなければなりません。

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村長・校長先生・お店運営者・ボーダレスが契約書へサイン

約1ヶ月間村人とともにプロジェクトを一緒に考え、次は村グループのリーダーたちに許可をもらいにいきます。
「外国人は手続きが必要」と言うけど、彼らは肝心の手続きについて知らないので何度話しても、一向に進展なし。

ひとりでミャンマーに来て、毎日必死で動き回って、村のために始めようとしているのに外国人だから難しい。
プロジェクト却下の危機に悔しくて泣きたくなりました。

埒が明かないので、もっと権力のある州のリーダーに直接交渉しに行くことに。多忙な人ですが奇跡的に話を聞いてもらえました。
私たちが話をしている最中も、次々と来客があり、部下に指示を出したり、サインをしたり、落ち着かない。もしここでNGなら州での活動ができなくなってしまいます。

でもちゃんと聞いてくれていたみたいで、プロジェクト説明をし終えると「ぜひやってください。」とのこと。今までの苦労はなんだったんだってくらいあっけなくOK。

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無事にサインをもらった許可証

「なぜ日本人なのにミャンマーにきたの?」

私の社会問題を解決したい思いや、会社のことなどを聞いてくれました。
『ミャンマーに来てくれてありがとう。私たちも貧しい人々を助けたいので、村のことを教えてください。』

プロジェクトの話を聞いている間はこわい顔だったのに、最後に笑顔でそう言ってもらえて今度は嬉しくて泣きそうでした。
日本人だからミャンマーで難しいこともあるけど、日本人なのにミャンマーに来てくれてありがとうって言われることもある。

許可をもらってすぐ、2月1日に2つの村でサービスを開始しました。 ここから、スタートです!