「もし、ボーダレスを孫さんが経営していたらどうするだろうか?」

創業以来、それが僕がボーダレスの経営を考える時にいつも思い浮かべてきたこと。“孫さんならもっとダイナミックにやっているはず” “彼ならこんな小さな展開じゃないはずだ。こんなレベルじゃダメだ”と。

孫さんを思考のベンチマークにおき、彼を超える構想力をといつも自分を鼓舞してきた。そんな、孫さんが今回決算説明会で語ったソフトバンクグループの未来像。

企業は30年で衰退するので(一番の原因は創業者の氣の老いだろう)、300年続く会社をつくるために、ソフトバンクは業界1位の企業を束ねる戦略的持ち株会社になるという。


上記2枚の画像はソフトバンク2018 決算説明会資料より

グループ企業が業界2位に転落したら売り、その時1位の企業を買う。しがらみなく、柔軟に売り買いできるように、ブランド名にソフトバンクはつけないし、持株比率も20~30%でいいんだ、と。

そうすることで、常にトップシェアブランドの集合体をつくる郡戦略だと。これはすごい組織づくりの発明だと孫さんは自慢気だったが、、、

これが孫さんのいう300年続く企業だったのかぁ… ソフトバンクも単なる投資会社になっちゃった。

情報革命はどこにいったのか?初めて孫さんに魅力を感じなくなった… スティーブ・ジョブズが言った Stay hungry, Stay foolish の意味が分かった気がする。

色々言ってるが、結局のところは生き残ることが目的になった。美しいビジョンが消えた。これが老いというものか…あの孫さんでもこうなるのか…と考えさせられた。

そして、分かった。生き残ることが企業の目的ではない。社会と必要とされることをやるのが企業の存在意義。その役割を果たしたら素直に去れば良い。

本当に必要なのは社会に貢献する企業が生まれ続ける社会システムをつくることだと。ボーダレスがやろうとしていたことが更にクリアになってきた。

孫さんからまた一つ大切なことを学んだ。

ソフトバンク2018 決算説明会

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