2018年の最初のやまとブログはやはり事業のことについて。
ステップ就職ではこれまで一貫して若者の仕事のミスマッチを防ぐという目的でこの事業をやってきた。その中で感じたことは、この事業の成功の為には若者側と企業側、引いては社会全体の意識を変える必要があるということだ。

これまで事業を通して様々な状況の若者やその支援者と会ってきた。その中には「社会が変わらないといけない」と言う考え方の人が多くいた。しかし彼らは、なぜ自分が働くことで躓いてしまうのか?分かっていなかったり、それを解決する為の具体的な仕組みを持っていないことがほとんどだった。

一方企業側は、”学歴がない”とか”すぐに離職している”という事実だけを見て、なぜそうなっているのか?について知ろうとしていない。なのに「若い人材が採用できない」とか、「すぐに辞める奴らの考えが理解できない」と嘆き続けている。人手不足や後継者がいないという理由で会社を畳む決意をした経営者にも何人も会ってきた。

このままでは両者の距離は一向に縮まらない、、どうすれば分かり合えるのか?
その為には、誰が見ても分かりやすい仕組みが必要なのだ。

”お見合い結婚”と”恋愛結婚”どちらを選ぶ?

まず我々が目を付けたのは就職(採用)のやり方 だった。時代が変わり、社会の価値観も大きく変わったのに、若者の就職の方法は昔からあまり変わっていない。その中でスタンダードになっているのが、我々がいきなり就職と呼んでいる会社情報から受ける会社を決め、面接を受けて合格したそこに就職していく方法だ。

よく「就職」は「結婚」に例えられるが、いきなり就職お見合い結婚に似ている。事前に条件を決め基本情報から相手を選び、実際に会って話をする。そこでお互いに相手の事を気に入れば、(場合によってはその後2~3度会う)そのまま結婚に進む。

それに対して恋愛結婚は、デートを重ね、互いの家を行き来したり同棲したりしながら「生活を共にできる人なのか?」「価値観は合うか?」など、お互いを知る期間をしっかりと取ってから相手を決める。

そもそも仕事の知識や社会経験の少ない若者、つまり恋愛経験や共同生活に対する知識もない状態の者が、これから先の人生で多くの時間を過ごすことになるパートナーを表面だけの情報=求人票に書いてある情報だけで選ぶのは危険すぎる。これは同様に採用する会社側にも言えることで、自分の会社で活躍してくれる人材を面接だけで見極めるのは簡単な事ではないし、本当は一緒に働いたり、もっとゆっくり見てから決めたいというのが本音だろう。

もちろんお見合い結婚でも上手くいっている夫婦がいるように、いきなり就職でも成功するケースはあるだろう。しかし、やはり少ない情報しかない中、しかも短い期間で選択しないといけないのは双方にとってリスクが高いと言わざるを得ない。

だからこそステップ就職では、就職前に「知る、見る、仕事体験をする」というステップを踏むことを大切にしている。「本当に自分はこの仕事に合うのか?」「本当にこの人は自分の会社で活躍してくれる人材なのか?」を双方がしっかりと確認する時間があるので、「安心感が違う。」と実際の利用者からも好評だ。

だが、もちろん仕組みだけでは十分ではない。それを上手く運用する為には他にも重要なことがある。

次回は、そのことについて。

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直通電話: 03-5227-8890  担当:高橋大和(やまと)

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