ボーダレスはママが働きやすい会社として、これまでもさまざまな取り組みを行ってきましたが、ソーシャルカンパニーとして働き方の模範になるべきという理念から、「男性の育児休暇制度」をちゃんと導入しよう!ということになりました。

この新しい取り組みのモデルケースをつくるべく、2016年9月に第一子誕生した私リーが育休をスタート!これが本当に良かったので正式に制度化しました!その中身を公開します!

1.ボーダレスが導入する新しい育児休暇とは

子育て中の女性が働きやすい社会づくりへの一つのアプローチが、男性の育児参画。そんな中、男性のための数少ない育児支援制度である育休制度。しかし現状は休暇取得率なんとたったの2%台!と、ほとんどあってないような制度になってしまっています。(厚生労働省しらべ

育休なんて取れないよ、、、、、というのも、もちろんわからないでもない。。。。

その理由としては、
①まとまった休みを取りづらい職場環境や会社の風土
②休暇中の給与減(一般的には3割減と言われています。)

そこで、ボーダレスではそれらの課題をクリアした新しい制度【パパ育児特休】を取り入れることにしました。(パパ育児特休詳細

内容は、
・子供が生まれたら取得は絶対!!100%強制取得。
・まとまって休むのではなく、最初の4週間は、週休2日(隔日休み)、次の4週間は週休1日。
・給与の減額なしで、合計12日間の有給休暇を支給

というもの。

育児特休取得例

一般的な育休というと、1ヶ月ほどまとめて休むのですが、実はこれにはデメリットも。
①休み明けには、ママへの育児負担が一気にかかってしまう
②まとまった休みを取ることはパパの仕事の調整がさらに難しい
③復帰後今まで以上に忙しくなってまた育児から離れてしまったり、、、、などなど。

結局、既存の育休制度は実際の働く子育て夫婦のニーズに合っていないんじゃないかと考え、どんな形がベストなのかを考えていったところ、従来のようにまとまった休みを取得するのではなく、働きながら隔日で休みを取得してもらう制度を考案しました。

この画期的な制度導入にあたり、第一号として私リーがトライしてみることに!生活力ゼロ、働くこと大好き!な、最も育児に向かないであろう自分ですが、新しい仕組みのためにグッとこらえて育児に専念です!

2.育児をどんどん習得!!パパ育児特休前半編~取得から4週間~

第一子が生まれてハッピー全開!育休の日ははりきって育児に専念!オムツ替えやあやしてあげるときなど、何をやっても子どもの反応が新鮮で楽しいのです。妻にお願いされなくても自分から率先して育児に取り組みました。

↑息子のお洋服は「お揃い子ども服CORVa」のもの♪

初めの1ヶ月、私は火曜と木曜を休みにして、月・水・金を出勤日に。隔日の休みにすることで、ママは「明日はパパがいてくれるから今日がんばろう」、「明日は自分の時間が取れるからこれをしたいな」という心の余裕と時間的な自由が少しできたと思います。

初めての育児、ママと子どもが二人きりだと、一日中目が離せず、常に気が張った状態でいないといけない。でも、夫婦が二人揃うと、1日のうちにママがぼーっとする時間を持つことができます。それは、毎日休みなく育児に集中しているママにとって、すごく大切な時間だったと思います。

それと同時に、はじめての育児に疲れてしまうママの気持ちを痛いほど理解することができたのもこの時期でした。
もちろん子どもに向き合う時間はママの方が長いのですが、少しでも育児の苦労を体験し、共有することができたことは、とても良かったと思っています。

また、話し相手になってあげられたということも、ママにとってはストレス軽減となっていたようです。やっぱり産後初期(1〜3ヶ月)はわからないことばかりで、何から何まで不安いっぱいで、ママ自身寝不足にもなり、リズムがつくれなかったりします。そんな時に、隣でただ話を聞いてあげたりするだけで、ママは心に余裕を取り戻すことができたようです。

でもパパの仕事はというと、、、やっぱり週3日勤務ではキャッチアップできず、だめだとわかっていてもたまにはこういうことも。。。。

3.育児に慣れながら自分たちに合ったスタイルを作る パパ育児特休後半編~取得2ヶ月目~

2カ月目からは月火木金出勤、水曜休みの平日週1日休みに切り替えです。パパもママも子育てに少しずつ慣れてきていたので、隔日休みから週2日から週1日への切り替えはスムーズにできました。私も出勤日が増えて仕事のペースもあげることができてきて、お互いの生活のバランスを整えることができました。

1日の過ごし方は以下の通り↓

育休日はこんなリズムの中でまわしてました~

4.育児特休終了!やってみてどうだったか?

私の育児休暇が終了してすぐは、やはりリバウンドがありました。平日まったく私がいない状況が続くと、ママにとっては体力的にも精神的にも結構きついことがあったようです。

じゃあ育児特休って一体何だったんだろう?と考えると、その一番の意義は、「子どもも含めた新しい家族の関係性を再構築できたこと」だったと思います。

子どもができたことで、赤ちゃんを中心に全てが回っていくので、当然ながら、私たち夫婦の生活も一変。お互い何もかも初めてのことばかりです。

大きな生活の変化を強いられるのに、この時期に価値観を擦り合わせられず、離婚を考える夫婦がたくさんいるといいます。実際、自分に子どもができると、それは容易に想像することができました。「育児」という一つ共通の項目ができたことで、オムツを替えるタイミングや、ミルクをあげるタイミングのことなど、単純に意見が食い違うことが増えました。

だからこそ、この時期にお互いの価値観を合わせていく必要があるのだと思います。それは、夫婦プラス子どもの共同生活を、「お互いきちんと時間をとって丁寧に築いていく」ことです。

もし育児特休がなく、週末少しお手伝いする程度の育児参加だったなら、「平日働いているのは自分、お前家にいて育児してるだけじゃん!」というスタンスになっていたかもしれません。

でも、育児の大変さを早い段階で身に沁みて体験できたおかげで、育児特休が終わった今でも、ママの大変さを理解しようとする姿勢を持つようになりました。こうした何気ない意識が、今後の子育てにおいて少しずつ影響してくるのではないかと思います。

育児休業を長期間で取ることは、現実には難しいことが多いと思います。だからこそ、企業は視点を変えた新しい制度を取り入れる必要があると思います。ボーダレスの「パパ育児特休」は、育児に100%貢献するための制度ではありませんが、パパが育児に対する意識を向ける大きなきっかけとして、とても意味のあるものだと思います!これからママ・パパになる人、頑張ってください!!

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