こんにちは、アルファジリ薬師川です。

突然ですが、私は将来、学校を作りたいと思っています。

アルファジリのマネジメントチームのほとんどが大卒で、学校での勉強にはまぁ満足してるようです。一方で、フィールドオフィサー(農村チームのマネジメントリーダー)は ほぼ全員が高卒で、将来の目標を聞くと「学校に戻りたい」「もう少し勉強をしたい」という方が多いです。

ですが、相当厳しい家計の中、短大や大卒を卒業したからといって、正直そのお金と労力の見返りとなるほど相応のいい仕事につけているかというと、そうでもないのがケニアでの現実です。

中途半端になんとかして、どこでもいいからと大学いくのであれば、なんのために大学にいくのか、全くもってメリットがないように思います。さらには、ケニアの職場にまともな社員教育?キャリアアップ?そういった話は全くもって聞きません。

今フィールドオフィサーの仕事をしているみんなが、途中で仕事をやめて変な学校に入るくらいなら、アルファジリがちゃんと、オフィシャルに卒業証書を出せるような「農業指導者コース」とか「農村開発コース」「家計管理コース」みたいな学校を作りたいと思っています。さらには、契約農家の子供が優良な教育を受けられる「小学校」を作れたらベストだと。

ケニアではよく、小学校では特に、学費を現金で払う代わりに、給食用のとうもろこしや豆を納めることで学校と合意をすることも多いようです。

であれば、アルファジリの会員は、できた作物代を「優良な教育を受ける費用」に当ててもいいんじゃないでしょうか?職業訓練の一部として学校の授業の一環として、フィールドオフィサーの仕事をしても良いのではないでしょうか?

学校を作ることに加えて、アルファジリと信頼関係ができている契約農家ファミリーなら、アルファジリが「マイクロファイナンス」で不足する現金を貸し出し、家で子育てをしているお母さんが、家で小売業などを営み現金を創出できれば、食糧の安全と医療、教育を保障できるのではないでしょうか。

日本の農協は、ゆりかごから墓場までと言われてますが、私は教育(+少額ローン)に重きを置いたゆりかごから墓場までを、アフリカで実現させる必要があるんだと考えています。

フィールドオフィサーの中には、アルファジリでの仕事のために、他の仕事をすべてやめた方もいます。私自身、そのみなさんの決意に対して、本当に責任を持たなければいけないなと、心から感じています。

ただ、現実としては、学校設立の目標は先の話(マイクロファイナンスは数年後の将来)で、今解決しなくてはいけない課題が、山のようにあります。山のようにあるので本当に色々、自分の口で夢を語るのも申し訳ないという思いもありますが、それでも、みんなで頑張って、行けるところまで行ってみたい。それが私の願いです。

私は10年後や30年後の未来を考えると、今あるたくさんの課題に対して、メラメラとやる気がみなぎるタイプです。早くこの社会が、今見えている風景が、みるみると素晴らしい変化を遂げていく様子を自分の目で見たいので、毎日頑張ります!

◆アルファジリに関するブログを読む
ケニアの農村部の日常―Alphajiriのインターン生日記(3)
インターン生の仕事とは?―Alphajiriのインターン生日記(2)
貧困と無知に打ち勝つ「ちから」