ミャンマーの山奥に存在するリンレイ村。私たちがハーブ栽培を行うこの村は、周りを見渡せば山ばかり。

一見、森林で囲まれた自然豊かな村に見えます。
しかし、実は森林伐採が進み、水資源が枯渇しようとしているのです。

水が干上がっていく。

何十年も昔、この村の山は緑が生い茂り、水は人々が毎日使えるだけ豊富にありました。

好きなときに水浴びをして、飲み水も豊富。そんな村でしたが、ここ数年で一気に使える水がなくなってきました。

その原因は、森林伐採。

リンレイ村の主要産業はタナペと呼ばれる葉巻タバコの葉っぱです。この葉っぱを栽培し、乾燥しマーケットで販売します。


(乾燥したタナペの葉っぱ)

そしてタナペを乾燥するのに、使用するのが大量の木なのです。

その量は、一農家あたりトラック2台分!!!

毎年トラック2台分×農家の数(約200農家)、つまり400台分の木がこの村から消えていってるのです!!!


(伐採された木々。)

村人はほぼ全員、自分の山を所有しています。その山から毎年場所を変え、木を伐採し、タナペを乾燥する薪として使用しています。

その結果、豊富だった水は年々減ってきました。今は、水浴びをする水をわざわざ歩いて汲んでこないといけなくなりました。

生活を支える水。そして木々。

森林の土の中を知っていますか?実はたくさんの木々の根が張り巡らされているのです。

この木々の根は、大量の雨が降っても土砂崩れが起きないように、地面を固定してくれています。

森林の地面には何がありますか?それはたくさんの落ち葉です。落ち葉が積み重なり腐敗し、腐葉土になります。その腐葉土はまるでスポンジのように、水を吸収してくれるのです。

木々があるから、土砂崩れを防止し、水を保水してくれる。

BORDERLESS FARMは、この森林伐採、そして水不足をとても深刻な問題だと考えています。

一刻も早く大量の薪を使用するタナペ栽培を、違う作物に転換したい。

そういった理由でも、環境に優しいオーガニックハーブの栽培を行っています。


目先の利益を追求するのではなく、ずっと先の未来を見据えてビジネスをする。

それが当たり前の社会になればと思っています。

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