こんにちは。やまとです。
若者がすぐに会社を辞めてしまうのは「仕事のミスマッチ」が原因という話は前回のブログで書きましたが、実際に企業にこの話を持っていくと、何人かに言われれることがあります。

「高橋さん、違う違う。それは若者側の問題だよ!」
「最近の若者は忍耐力がないんだよ。私たちの時代は、もっと〇〇だった!」

いはゆる「自己責任論」で、捲し立ててくる方がいます。
過去の自分のエピソードを持ち出し、当時の自分と比較して、いかに最近の若者がダメか?それを許容しようとする今の社会にも問題があるというような意見をもらいます。

(以下、実際に言われたこと)


私は自分の人生を、会社や社会、育った環境のせいにしたことは一度もない。

その環境の中で己の価値を認識し、磨き上げる気持ちで実践していくことが、

周囲に認めてもらえる唯一の道なんだ。

「やりがい」ある仕事や環境は、自分自身で創り上げていくものものなんだよ!


なるほど。仰りたい事は分かります。

このような事実があるという事をご存知でしょうか?

例えば、私がこれまで会ってきた若者の中には、

1、小学生で親に捨てられ児童養護施設で育ち、中卒で就職し頑張っていたが、子供が金を稼げるようになった事を知った親が会社の寮に押しかけ、金を奪うということが繰り返し続いた。その後何度か抵抗したら拉致監禁され、最終的には会社を辞めないといけなくなった。

2、親の命令で、生活の為に日用品を万引きさせられ、捕まっても繰り返し強要され万引きを続けた結果少年院送りに。出所した後に就ける仕事はかなり限定されてしまい、やりたかった事は諦めざるをえなかった。それでも生活の為に、目の前の仕事を一生懸命続けている。

事実、このように様々な境遇の中で生きてきて、社会に出た後に働く事で苦労している若者達がいます。

だからと言って、そういった境遇の若者をかわいそうとか、特別扱いするべきだと言いたい訳ではありません。私が問題視しているのは、「社会での最初のスタートの仕方」です。

初めて一人で自転車に乗れた時の事を覚えていますか?

自転車に始めて乗れた時のことを覚えていますか?

初めて自転車に一人で乗れた時の事を思い出してみてください。補助輪が外れ、その後は自転車の後ろを押してもらいながら一生懸命ペダルをこいだ。気づいたら押す手が離れていて、一人で乗れていた。

この自力でペダルをこぎ、乗れる感覚をつかむまでが重要なのです。

不遇な環境で育った若者は、初めから補助輪すらない自転車に乗っているのです。せめて我々大人が、最初だけでも自転車の後ろを押してあげる。初めの部分を少しサポートしてやれば、その後は彼らも自分の力で逞しく生きていきます。

そういった環境にいる若者が失敗体験からではなく、成功体験からスタートできるようにする。また、一度や二度失敗しても、それ以上は無意味な失敗は繰り返さないようにする。

そんな彼らを、想いだけでなく具体的にどうやったらサポートできるのか?!それを考え抜いた結果生まれたのが「ステップ就職」なのです。

失敗体験からスタートし、そこから這い上がれる人もいますが、そう上手くはいかない場合もたくさんあります。

だからこそ、我々のような先に社会に出た先輩が、彼らの走り出しの時期にしっかりと伴走してあげることは必要な事だと私は考えています。

若者が自分の仕事に誇りとやりがいを持って働ける。そんな社会の実現を私は本気で目指しています!

<採用情報>
ボーダレスキャリアでは、若者に寄り添い伴走する「メンター」を募集しております。詳しくはこちらの採用ページをご覧いただくか、私(やまと)まで直接ご連絡ください。
電話の場合:03-5227-8890  メールの場合:takahashi@borderless-japan.com

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