座右の銘

やりたいことは全部やる。

なぜこの仕事をするか

先進国だと言われている日本にも、まだ食べられずに苦しんでいる人がいます。その一方で日本人全員が毎日お茶碗一杯分のお米を捨てているぐらいのフードロスを抱えている国です。
さらに日本の食は海外に依存し、食料自給率は約40%。農業は衰退し、農家数は減少する一方。このままでは日本の一次産業や、はたまた日本の食文化がなくなっていく。そんな危機感を元に事業をスタートしました。
農業を儲かる産業に。新規就農者がやりがいを感じながら農業を続けられるように。フードロスを失くしながら意志ある農家の支えになれるような事業を作りたいと思いました。

わたしの履歴書

1996年に兵庫県神戸市に生まれ、ずっとこうべっ子として育ってきました。 両親は会社員。食べ物だけは残したらダメだと親からずっと教わってきました。

そんな私は中学生になると、英語の教科書を通して世界の様々な問題を知ります。 貧困・飢餓・環境破壊・教育を受けられない・差別...などなど。 将来はこんな問題に取り組む国連やJICAの職員になりたいなあと、幼いながらに夢を描いておりました。

その夢を叶えるためにも英語を勉強しないと!と思い、高校2年生の夏から1年間、カナダのバンクーバーに留学に行きました。 カナダではホームステイをしていたのですが、そこで目の当たりにしたのは食べ物腰の酷さ。そしてそれを簡単にゴミ箱に捨ててしまう価値観の違い。

「世界の一方ではこんなに食べ物が捨てられているのに、世界のもう一方では食べられず死んでいく人がいる。」

そんなことを感じ、世界の食のアンバランスを解消したいと思い始めました。

大学は関西学院大学総合政策学部に進み、国際協力のことを学びます。同時にNPO法人アイセック・ジャパンに所属し、活動を通して経営のことを学びます。

2年生になる前、「自分はもっと食に尖らないといけない」と思い、神戸大学農学部への3年次編入を決意し、無事に入学したのです。

編入して1年を過ごしたのち4年目を休学・上京して1年間インターンシップ。ビジネスの持続可能性を知り、「社会課題を解決するならビジネスの持続可能な力を使って解決したい」と思うようになり、チームにタベモノガタリという名前をつけて、復学後起業準備に入りました。

そして自分たちの事業プランを持ってユヌス&ユーソーシャルビジネスデザインコンテスト2018に参加し、ボーダレス・ジャパン賞を受賞。ボーダレスカンパニーとして起業することに決まり、現在に至ります。

※入社時の内容のため所属が異なる場合があります。