座右の銘

諦めたら試合終了

なぜこの仕事をするか

この事業を通じて環境問題の解決にアプローチする。 リユースを使うことが当たり前の世の中にする。 そのためのインパクトを、この仕事を通じ世の中に与えていく。

わたしの履歴書

1981年5月 長崎県長崎市に生まれ、父、母、姉、自分の4人家族で生活していました。小さいころは絵をかくことが好きなひょうきんもので、あまり裕福な家庭ではありませんでしたが、楽しく過ごしていました。父が複雑な家庭環境で育ったこともあり、その分、両親はたくさんの愛を私たち姉弟に注いでくれていました。

中学生になると、その時の友人の影響でギターをはじめ、音楽にのめり込み、高校生になると、ファッションやサブカルチャーにも興味を持ちどんどん勉強以外にエネルギーを注ぐようになり結果、進学校に進んだにも関わらず、大学に進学していく友人達を尻目にフリーターへの道を選ぶことになりました。

アルバイトに精を出しながら生活していく中で、以前より興味があったファッションの世界に挑戦してみたくなりレディースセレクトショップに入ることになりました。 そこで、先輩からの指導のもと接客の楽しさや難しさを体験し、厳しくも充実した毎日を過ごしていきます。

ここで、自分にとって初めてできた唯一の顧客様が、みずから命を絶ってしまうという経験をします。その方は女子大生でしたが、彼氏さんやご両親がわざわざご挨拶に来てくれて、家に帰ってもうちのお店に遊びに行ったことや、楽しかったことを嬉しそうに家で話していたことを知り、自分も何か救うことができたのではと自問自答をし続けました。自分にとっては、たくさんのご来店がある中の一人のお客様でも、そのお客様にとってはほんとに大事な時間であること、接客というものが自分が考えていたよりももっともっと重い、そして誰かを救うこともできるかもしれない仕事であることを学びました。

その後、その会社で14年間お世話になり、別のアパレルに就職をして3年間働いたあと、幼馴染でもある、ポスポスの代表の 吉田さんとご縁があり入社しました。

アパレルで長く働く中で、ずっと抱えていた大量生産と大量消費に関する違和感。10万円するコートを販売した後、同じ方にまた次の年にはコートを勧めなくてはいけない違和感。そして、上記の顧客様との体験。どうせ働くなら、もっと世の中や誰かのため、誰かを幸せにするような仕事をしたいとつよく感じていました。

吉田さんとの話の中で、この事業の目的や吉田さん自身の価値観の高さに魅力を感じ、人生最後の職場としてここで働きたい!自分の息子や、孫にもつながるような 仕事をここで成し遂げたい!と強く感じ入社を決めました。 入社した今現在も、慣れない職場で色んな壁にぶつかっていますが、何より、息子や妻が応援をしてくれていること、そんな応援してくれている家族に恩返しができる ような事業に関われていることで充実した毎日が送れています。

環境問題はもちろんですが、ご来店されたお客様一人ひとりを幸せにすることをこの仕事を通じて成し遂げたいと思います。

※入社時の内容のため所属が異なる場合があります。