座右の銘

メメント・モリ(死を忘れるな)

なぜこの仕事をするか

発達障害の特性を活かして働くことを実現し、それを世の中に広げていきたい。

わたしの履歴書

私は1981年生まれ神奈川出身です。

昆虫が好きで部屋で昆虫図鑑を読むか、虫網を持って外へ出かけるかのシンプルな幼少期を過ごしました。じっとしていることが苦手で、座っているとぼーっとしてしまうために小中学校の成績は良くなかったです。高校は農業高校の畜産科に進みました。座学より実習の多い学校だったので充実した高校時代を過ごせました。

高校を卒業する頃に癌になり入退院を繰り返す闘病生活を数年間過ごしました。周りが進学や就職をしていく中で、早く遅れを取り戻したくて体力が戻らない状態で無理をして空回りし続けていました。病気になる前の元気な自分とのギャップが受け入れられなかったのだと思います。

その後、通信制の美術大学に進学しました。きっかけは入院中に幼馴染から貰った写真集とその幼馴染の死です。普通の進学も就職も出来ない状態ならそれを受け入れて、普通とは違う道を進もうと思ったのです。美術館やギャラリーでアルバイトをしながら写真を学びました。大学には様々な年齢、立場の人が学んでいて自分の視野を広げてもらえました。

30代になってから知人の勧めで発達障害の診察を受けに心療内科へ通いました。そこでADHDの診断とASD傾向の診断を受けました。発達障害について調べていく中で発達障害者に何か役に立てないかという想いが沸き、教育と福祉の仕事で発達障害と関わりました。どちらもやりがいがありましたが、マルチタスクが難しく体調を崩して退職しました。

求職活動中に大学時代にものづくりをしているときは時間を忘れて集中できていたことを思い出して職人の仕事を探しました。そこで見つけたのがJOGGOの革職人の求人です。障害の特性を長所として活用する会社で革職人としてものづくりをしながら、発達障害でも働ける道があることを世の中に広めていくイメージが浮かびました。「ものづくり」と「発達障害」という自分に重要な二つのワードが一つになったときすぐに応募していました。

現在、久米川工場で革職人として働いています。革は未知の世界でしたが、毎日新しく覚えることや発見があり面白いです。職場では障害のあるなし関係なく意見を交わして、より良い製品、工場にしていこうという熱気があり日々充実しています。発達障害であっても一人ひとり特性もそれまでの人生も違いますが、特性を活かした働き方の一つのロールモデルとして「こういう働き方もありますよ」と伝えられるように、革職人として一人前になることを目指しています。

※入社時の内容のため所属が異なる場合があります。