座右の銘

有言実行

なぜこの仕事をするか

生まれた環境や人とのつながりにより多くの奇跡とチャンスを掴めたことで、今の私がいます。この奇跡とチャンスが、どんな境遇に生まれた人でも掴める社会を創りたいと思い、"社会起業家"という選択をしました。

わたしの履歴書

1997年、大阪府和泉市に生まれました。

小学校のときから動物が大好きで、犬を見つけては知らない人の家でも勝手にお邪魔し、犬とダンスをしたりお昼寝をしていたので、巷では「ムツゴロウ」と呼ばれていました(笑)。
私には4つ上の兄がいます。この世で一番優しいお兄ちゃんに甘やかされ、何でも好き放題にのほほんとした小学校時代を過ごしました。

中学校では友達に流されるままバレーボール部に入り、鬼のように厳しい顧問の先生に徹底的にしごかれることで、人生で初めて「苦しい」と感じる経験を得ました。当時、先生に「言葉だけじゃなく、行動で示さないと何の意味もない。」と言われたときに、初めて自分の甘さと弱さを痛感してショックを受けたことを今でも覚えています。これが私の座右の銘「有言実行」にも繋がりました。

高校でも気まぐれでハンドボール部に入り、ポイントゲッターとして毎日真っ黒焦げになりながら練習する日々を過ごしました。この頃に、お恥ずかしながら、初めて目的を考えて練習することの意味を体感することができました。といっても、直感だけで動いてしまう癖は拭いきれず、この頃、猪のようにとにかく目の前に対して突っ走り続ける「猪突猛進」のみきと呼ばれていました(笑)。

小学校の時からなんとなく抱いていた動物園の飼育員になるという夢を叶えるべく、岐阜の大学に進学しましたが、もっと動物園の飼育員になるべき人が沢山いることに気づき、挫折しました。
そこから、いっそのことみんなが目を向けていない畜産の方を徹底的に勉強しようと思い、大学の牛舎へ入り浸ったり、酪農家さんにインターンをさせてもらったり、沢山の実技経験を積ませてもらいました。

こんな感じで牛にどっぷり浸かっている大学生活の裏側には、もう一つの生活がありました。
それが外国人との交流です。
そして、英語も大っ嫌いで海外にも興味がなかった私に、色々な偶然が重なりエクアドル人の友達ができました。しかも、彼が私の大学でできた友達第一号でした。
それから私は、国際交流の場に足を運ぶようになり、世界は広い、もっと自分の目で世界の人々を見てみたいと思い、海外旅行にいくようになりました。

大学3年の夏、エクアドル人の友達からエクアドル旅行に誘われ2週間ほど行くことになり、そこでエクアドルのチョンタドゥーロに住むある家族に出会いました。
彼らはカカオ農園で日雇い労働者として働いていました。生活レベルは低く、電気も水も通っていない場所で子供たちは学校にも行けず、父の仕事を手伝っている状況でした。休憩時間に彼らの子供たちと一緒に遊んでいた時、何事にも興味津々な子供たちを見て、「このキラキラ輝く子供たちは将来何をしているんだろうか?」「このままの状況が続くと、彼らの将来の選択肢は日雇いか出稼ぎの2択しかないのではないか?」と疑問を感じました。
この時から、この子たちが親の境遇関係なく、もっと自分自身の人生を自分次第で変えられるようになってほしい、また、もっと広い世界を見て人生選択をする機会があってもいいのではないか考えるようになりました。

そんな中、どうすればあの子供たちがもっと沢山の選択肢を持てる環境になるか模索していたところ、ボーダレスグアテマラのMAYSOLの記事を発見し、「私のやりたいことはこれだ!これは模範回答なのではないか!?」と思い、MAYSOLで10ヶ月間インターンをさせてもらいました。
元々起業家気質ではないのですが、MAYSOLでの経験を経て、ソーシャルビジネスの可能性を確信し、誰もが自分で自分の未来を切り開ける社会を目指して社会起業家になるという決意を固めました。
現在はRISEプログラムでビジネス修行の日々を過ごしています。ボーダレスのノウハウを名一杯吸収して、1年後には社会起業家の卵の殻を破れるように頑張ります!!

※入社時の内容のため所属が異なる場合があります。