座右の銘

十人十色

メッセージ

つながる未来を一緒に作っていきましょう!!

わたしの履歴書

服が好きです。
幼稚園の頃からお姫様の絵ばかり書いている子供でした。
洋裁の先生だった祖母の部屋に行き、ボタンを眺めたりミシンを触ったりすることが大好きな子供でした。
初めてオーダーした服は祖母にお願いした、けろけろけろっぴのシャツでした。出来上がりはと言うと、、自分のナンセンスさに愕然。でも自分の考えが形になる楽しさ、好きな洋服を着る喜びはその頃もらったものだと思います。
大人になるまで暇さえあれば服のデザインばかり考えていた気がします。裏紙に数え切れないほど、時間を忘れて書き殴っていた気がします。
高校生の頃、地元のファッション専門学校が高校生のためにスクールを開校しました。洋服作りについて学ぶ初めての機会でした。世界のコレクションについてスクール生で話し、それぞれのデザイン画について言い合う、隔週土曜日が来るのを心待ちにしていました。
3年生になると服好き二人で文化祭の自主出展としてファッションショーを企画しました。テーマは循環する服だったと思います。不要になったTシャツ、デニムを友達から回収しリメイク、もしくは身近にある紙を使って服を作りました。ショーの最後にはステージにTシャツで出来た大きな木を作りエンドロールを迎えました。綿や木から生まれた洋服が植物に帰っていくという物語を描きました。
その後、念願叶ってファッション専門学校に入学。勉強するにつれ、思い描いていたものとのギャップが強くなっていきました。
卒業を控えた頃、ちょうどファストファッションが台頭しワードローブの主役になりつつあり、ファッションの世界は誰かが決めたトレンドで動いているということに納得ができませんでした。
誰かが作ったトレンドに沿って色を決め、ディテールを決め、そんな服が街に溢れかえり、消費者が欲望のままに洋服を買って捨てる、そしてまた誰かがトレンドを決める。
そのサイクルの一旦を私も担うことに本気になれませんでした。

かと言って大きな方向転換も出来ず、ミシンに触れるというだけで洋服のお直しの会社に入りました。
思い返せば、それで良かった。
お直しをしてまで洋服にこだわりを持ち、着ることを楽しんでいる方に出会え、それに応える思いで仕事をしている職人さんに出会えました。そのうちにだんだん、素材や作り方についての興味が大きくなっていきました。また旅行で行った先々の大きな街ではどこも同じブランドが並んでいて、お店に入ると積み上げられた服の山が出来ていることに寂しさを感じていました。
そんな気持ちを抱いている時に、ものづくりカフェの立ち上げに携わることが出来ました。
有数の合繊地域という環境の特徴を生かし、地元のテーラーさん、機屋さん、地域のコミュニティスペース運営者さんなどものづくりを軸に地域で頑張っていらっしゃる様々な立場の方にお話を聞かせていただき、現状や課題を伺うことができました。
一番印象に残っているのは、田舎の小さな町の年配テーラーさんを訪ねた時のことです。「昔は布のサンプルだけでああでもないこうでもないと半日遊べた、今の人たちは、想像できなくなった。」と言っていました。
このような技術を持った方、個や地域を生かして頑張ってらっしゃる方のものづくりをもっと伝えていきたいと思っています。

トゥルーコストという映画の中で世界中の6分の一の人々がファッション業界で仕事をしていると知りました。ファッションが世界に与える影響は一人一人の気持ちだけに限らず、実際の数字においても大きいのだとわかりました。
世界平和、世界を明るくすることとファッションの世界は繋がっていると再認識できました。
今、ボーダレス・ジャパンに入り、同じ目線で目標に取り組める仲間ができました。毎日着ている服で笑顔になれるように!出会えた仲間たちと心豊かになれる世界を作っていきたいと思っています。

※入社時の内容のため所属が異なる場合があります。