座右の銘

人間にとって一番楽しいことは、他人の喜ぶ姿を見ることだ。

なぜこの仕事をするか

目的はステータスを得るためではなく、少しでも人の役に立つ仕事をして、納得のいく人生を送り、その結果、社会と世界に貢献することです。

わたしの履歴書

私、大久保綾は福岡県生まれ、二人兄弟の末っ子、長女です。

マヤの人たちに雇用を作り伝統工芸を高めていくためのものづくりブランド、グアテマラのファッション雑貨ブランドilo itooを運営し、ライフスタイルとして元気に明るく家事と仕事をこなすことをモットーとしています。

幼少の頃は、転勤が多い父の仕事のために、家族一同、長崎・佐賀・福岡と転々としていました。人一倍人見知りな面もあり、お母さんの足にしがみついて人前に出られない子どもでしたが、男の子とも派手に喧嘩できるほどのおてんば娘へと成長しました。そして、お盆と正月には必ず、おじいちゃんおばあちゃんが暮らす宮崎の自然がいっぱいの田舎で、親戚一同があつまって山や川で泳いだりバーベキューをしたりするのが大好きな活発な子どもに育ちました。

私が高校を卒業するころに進路決定する際に心におもったのは、幼いころから裁縫や家事全般をてきぱきとこなす母親の後ろ姿、家には、母が作った藤細工やパッチワーク、洋服やバッグや小物…といったハンドメイドの品々。私はテキスタイルやファッションを学ぶために、武庫川女子大学生活環境学科へ入学しました。

学生時代には、カンボジア、タイ、グアテマラやアメリカ、ヨーロッパと、おもに海外の美術や建築、手工民芸品をみるために旅行していましたが、衝撃的だったのは言うまでもなく、大学3年生の時のグアテマラとの出会い、その美しい民族衣装とそこに住む人々の笑顔の素晴らしさ、そして、その裏側にある「貧困」という現実でした。

帰国後はその強烈に印象に残ったグアテマラの旅をフリーペーパーとして自主制作。そして大学卒業後は、福岡の広告デザイン会社へ就職し、グラフィックデザイナーを目指しますが、時間が経つにつれ、学生時代に出会ったグアテマラ、マヤの伝統織物、人や自然を忘れることができずに、広告デザイン会社の仕事を辞め、2度目のグアテマラへと向かいます。午前中にスペイン語、午後に織物を習うという生活を1ヶ月した際、身をもって織物の大変さを体験したことで、よりマヤの人たちへの尊敬の念が深まり、その技術の高さ、伝統の奥深さに感銘を受けました。

ここで、私ができると思ったことは、彼女たちが織り成す「布を生かすこと」

デザインやアイディアでより魅力的なものづくりをすることで、彼女たちの収入につなげて、より自国の伝統を誇りに思い、そしてその文化がずっと伝承されていきますように。そんな思いを胸に、まずは彼女たちと同じ目線に立って、彼女たちの役に立つことがしたい。そう確信しました。

再びグアテマラに長期滞在することを決意し、青年海外協力隊隊員として再びグアテマラへ。

青年海外協力隊時代は、念願だったマヤ民族の婦人グループに入り込み、手織物を使った商品開発や、技術指導を経験しました。そこで出会ったマヤのお母さんたちとのものづくりの楽しさや、そこで作った商品がお客さんに喜んで買ってもらえたと知らせてくれ時の喜び。その喜びの輪が繋がっていった幸せを実感し、この仕事を生涯の仕事にしようと決意し帰国し、ilo itooを立ち上げて現在の活動に至っています。

※入社時の内容のため所属が異なる場合があります。