
先端テクノロジーと高い技術で新しいデザインとテクノロジーを生み出しているZEPPELINのコラムで、ボーダレスグループ代表田口一成が紹介されました。
コラムでは前編と後編に分けて、ボーダレス・ジャパンの仕組みや、田口の考えるビジネスとソーシャルビジネスの違い、経営者の役割などをたっぷり紹介していただいています。ぜひご覧ください!
■前編「持続可能なソーシャルビジネスとは?その実態に迫る」
・ビジネスの基本は一緒。誰がやるかの役割の問題
・成功の秘訣はとにかく続けること
■後編「会社の成長は、経営者の成長と一緒!?」
・もらった恩はきちんと返す。「恩送り」の資金システム。
・カルチャーづくりが、リーダーの役割
======前編本文より一部抜粋======
田口:だから僕はソーシャルビジネスがいいと思った。非効率な人も含めて、ビジネス、経済という枠組みで、誰か作っていく人がいてもいいんじゃないかなという。なので、やることはあくまでもビジネスなんですよね。
ZEPPELIN:ちなみにZEPPELINの新しい事業は「効率面でも世界一」を目指そうとしています。それでこそユーザーは使ってくれるのがソフトウェアサービスの世界ですので。田口さんのビジネスとは真逆ですね(笑)。
田口:それでいいんですよ。それで世界が良くなっていくから。すべては役割分担だと思っている。プロが集まって、プロの世界でやる人たちも必要。ただ同時に取り残されていく人も、当然ながら同時にいるんですよ。表裏一体というかね。
ZEPPELIN:なるほど。役割の問題なんですね。
田口:でも枠組みとしては、ビジネスなので一緒ですよ。例えば、僕が運営する工場の場合は、障害者を雇っているので作業効率やサポート人員など、どうしても製造単価が上がる。だからコスト競争では勝てないから、自分でお店を持って直接売ったり、みんなよりもちょっと高く売るような商売のやり方でやらないといけない。
じゃあ、そのためには何をすればいいのか?というのを考えるので、難易度が少し上がる。その分スキル、ビジネスマンとしての腕が問われるというだけ。だから、やっているのは決して特別なことでは無いです。
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