
初めまして!
ビジネスレザーファクトリーの則行紀江(のりゆき きえ)です。
20年4月中途社員として入社しました。
今回は私が何故ビジネスレザーファクトリーに入ったかを少し書かせて頂きます。
新卒入社した3人のうち1人は辞める時代。
日本の転職率は未だ海外と比べると低いですが、いまの30代の2人に1人は転職経験者。
わたしもこの度、晴れてその仲間入りをしました。
(年齢はまだぎりぎり20代ですけどね!!!)
「NGOで働く為にまずは民間で修行を」働いた仕事にハマり、没頭した4年間
1993年1月京都生まれ京都育ち。
19歳、ピースボートの世界一周の船旅で出会った人たちから知った世界の現実。
特に一番心に刺さったのは、コロンビアの紛争で性奴隷として扱われた女性たち。
環境によって心を傷つけられたり、人生が捻じ曲げられた経験を直接聞きました。
私も学生時代無体を働かれたことがありどうしても他人事には思えず、この人たちの為に生きようと決意。
NGOに入ろう!と志すも、3年の社会人経験が必要と言われ、
じゃあ好きなことをしよう!と、学生時代アルバイトしていた接客業に就職。
初めての飲食業、めっちゃ楽しい!好きが高じて、2年でカフェの店長を任せてもらいました。
七転八倒して叱咤激励されながらも充実した日々。
お客様大好き!スタッフも大好き!仕事も大好き!
利他を追求し、目の前の人・営業のことを考える毎日。
激務の中で徐々に薄れてしまうNGOへの意欲、自分のやりたかったこと。
「誰かの為になる事がしたいの?」「『誰かの為』を目指す自分が好きなの?」
店長の大事な仕事の1つに採用活動がありますが、アルバイト面接に来て下さる方の志望理由で多かったのが「カフェが好きだから」。でも実際働き始めると「めっちゃハード」「思ってたのと違う」と、ギャップに苦しまれ、残念ながら退職の道を選ぶ事になってしまった方もいました。
その時に思った事は、そういった方はもしかすると「カフェが好き」なのでは無く「カフェで働く自分が好き」なんじゃないか。大切なのはいかにお客様がその空間で居心地よく過ごして下さるかであり、その為にスタッフが存在し、何が出来るかを考え、その為に日々奔走します。
しかし、「その空間に自分がいること」が志望理由の場合、「入社すること」が目標になって、その後の自分の将来がなかなか描けていないのではと思いました。
でもこれって今の私にも言えるんじゃないかと、はっとしました。
社会貢献を仕事にしたいと思いつつも、自分のやりたいことって本当にその人たちの為なのか?
「社会貢献を目標にする自分」に陶酔しているだけでは無いのか?
自分のことに向き合うのはしんどいし、めんどくさいし、日々の営業を言い訳にして、その大きな疑問から目を背けていました。
悶々としていたそんな私が転職を決めたきっかけは、上司から「会社での将来のこと」を提案されたことです。
これからこういう仕事をしてほしい、こういう役職を担ってほしいと、当時の私には勿体無い言葉を頂きましたが、
「自分は何がしたいのか?誰の為に生きたいのか?」を考えた時、思い浮かぶのはピースボートで出会った人たちで、今の仕事を手放してでも「誰もが環境に左右されず、自分の道を自分で選べる社会にしたい」と転職を決意。
一度就職したから気づいた「お金を生み出す大切さ」
前職では本当に沢山の学びがありましたが、その中で入社前と後で一番考えが変わった事は「NGOと民間の違い」です。
その時はアルバイト・社員・そして自分の給与も店長裁量で「アルバイトさんの時給を上げる為に売上をあげよう、その為にはどうしよう」と逆算して売上アップの施策を考えていました。
一方NGOは職員の方の給与は主に助成金や委託費と呼ばれるもので支払われており、プロジェクトの成功・失敗に関わらず給与を受け取る仕組みです。
「目の前のお客様が支払って下さったお金で、私は生きているし、スタッフの給与も上げる事ができる」
「やりたい事は勿論あるけど、自分たちのやった事への対価やスタッフの給与は、自分たちで生み出すべきでないのか」
店長になってお金の管理をしていく中でそういった考えに至り、「NGOでは無く、民間で社会問題を解決したい」と思うようになりました。
自分が4年間で何を学び、何が役に立てるのかと考えた時、「貧困解決」と「働くを楽しく」を軸に展開している「ビジネスレザーファクトリー」に応募。催事担当として採用して頂きました。
ビジネスレザーファクトリーはバングラデシュの自社工場で商品製造、出荷、販売を行うので、販売数が直接的に雇用を支えています。
具体的にいうと、日本で1店舗オープンできるとバングラデシュで30-50人の雇用を創出できます。
その為に今私のやるべきことはとにかく事業を拡大し、1人でも多くの方に製品を知って頂くこと!
日本で働く全ての方に愛の込もった製品を手にとって頂けるよう、全国飛び回ります!
今だから思える事は、前の職場だからこそ広がった考えもあるし、沢山刺激を受けることが出来たので、
1ステップしてからビジネスレザーファクトリーに入った事は本当に良かったです。
今もまだまだ分からないことばかりで色々な方に支えて頂きながらなんとか生きていますが、
私は貧困を、ひいては性犯罪を無くしたい!それは変えられない!
自分を取り巻く環境によってではなく、
「自分の道は自分で決める」社会を創るため今日も頑張ります。
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