いや、ほんと「何言ってんだ?」って話かと思いますが、ちょっと息抜き程度に読んでいってもらえないでしょうか。皆さんこんにちは。ライターのクリスです。

皆さんは、タイトルにある「やばたにえんのむりちゃづけ」という言葉をご存知ですか?なんでも今、女子高生界隈ではやっている言葉なんだそう。もともと2016年のギャル語流行語大賞7位にランクインした「やばたにえん」から派生したものと考えられ、お茶漬けなどを作っているメーカー永谷園さんから「おちゃづけ」を拝借した結果、「やばたにえんのむりちゃづけ」になったのではないかというのが大方の見解です。だから「やばい」以上に「やばい」状態を表すくらいの意味合いじゃないかなと私は捉えています。

この「やばたにえんのむりちゃづけ」という言葉。SNSによって拡散はされましたが、もともとは一部の女子高生の間だけの「共通言語」であり、会話を盛り上げる1つのツールになっていたのでは?と私は思うのです。私もまだJKこと女子高生だった頃、友達とこのような「共通言語」を作っては楽しくおしゃべりをしたものです。

つまり「共通言語」は、その組織をより結束させるコミュニケーションツールとして必要なものだと考えられるのです。そして、ボーダレスにもこの「共通言語」があります。それが「第4出動」です。

■第4出動って?第1から3出動はないの?

私が入社してこの「第4出動」という言葉を初めて聞いたのがヘレンさんの口から発せられたそれでした。今新規事業の立ち上げをばりばり進めているヘレンさんが「第4出動お願いします!」と言ったので、「みんなどこか行くのかな~」とのほほ~んと構えていました。すると背後からぬっと出てきたボスに「第4出動はね、いったんみんな手を止めて、その人の作ったものや作ろうとしているもの、相談に意見を出し合う場なんだよ」と教えてもらいました。

「第4ってことは、第1~3の出動もあるってことですか?」と私が尋ねると「ないよ」とボス。ないんかい。

つまりボーダレスの「第4出動」という共通言語は特に意味もなくつけられたものだと分かりました。

※後日、バディ作内さんから「第4出動」は東京タラレバ娘からとっていると聞きました。ドラマでは「男性絡み相談での緊急招集」だったそうですが、ボーダレスのはそれの仕事版だと思ってもらえれば。

■「集合」じゃだめなの?

さて、「第4出動」というボーダレスの共通言語。正直、「集合」とか一般的によく使われそうな言葉でいいと思いませんか?私は少なくともそう思っていました。

実際にバックアップオフィスの2018年度キックオフミーティングでもこの「第4出動」という言葉について議論が交わされました。「集合」でもいいんじゃないかと。でも「第4出動」でなければならない理由があったのです。

その理由こそが「やばたにえんのむりちゃづけ」に共通するものだと私は思っています。「自分たちにしかわからない言語」を持つことは、そのチームに属しているという特別感を与え、チームの団結力を強めるきっかけになるのです。

■最初はめんどくさかった。でも今は…

まあこういいながらも入社した当初は、「うわ~…自分の仕事でいっぱいいっぱいなのに、手を止めるなんて…」と思ってました。すみません!

でも今は、第4出動と声がかかると「はいよ~!」という感覚で参加し、いろいろ意見言っています。生意気にも。また、私自身も「第4出動おねがいしまーす!」と声をかけ、いろいろ意見をもらって自分の仕事を進めています。

これが「集合」だったら、たぶんいやいや参加していたと思うんです。「第4出動」というワクワクする響きとボーダレス言語という特別感があるからこそ、能動的にその意見交換の場に参加できていると、今は思っています。

なにより、いろんな人の視点からもらえるアドバイスに、毎日「すげー!!!」「ありがてぇー!!!」「その脳みそくれー!!!」という状態なので、意見交換の場に能動的に参加できる「言葉」の動機付けがあってよかったなあと。

もし、意見交換の場で積極的に意見が交わされないなどお悩みの方は、まずは動機づけに「共通言語」を作ってみませんか?私はこれから積極的に「やばたにえんのむりちゃづけ」を使っていこう…、ではなく「第4出動」を有効活用し、もっといろんな視点からボーダレスの魅力を伝えていけるように頑張ります。

*余談*

新たな共通言語が登場しました。

あ、あの…ボスどこにいますか?

 

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