
ブログをご覧の皆様、はじめまして。この度ボーダレス・ジャパンにライターとして入社しました、クリスと申します。友人から転職厨と言われるほど、さまざまな職場、仕事を転々としたり、フリーランスとして活動したりしたのち、ボーダレス・ジャパンにたどり着きました。
ボーダレス・ジャパンに入社が決まったのは、面接のその席で。採用面接官だった社長(ボス)に「採用」と言われ、あまりの驚きに「その言葉信じていいんですよね?」と確認したほど、あっさりと決まりました。
普通面接って、猫を何重にもかぶって、いい子ぶって、ようやく採用を勝ち取る!みたいな流れじゃないですか?少なくともこれまで私が受けてきた採用面接はそうでした。しかも私は転職回数が多いので、圧倒的に転職には不利と言われる立場。より一層いい子ぶらないといけない立場なんです。
でもボーダレスの面接に私は、猫もかぶらず、歯に衣着せぬもの言いでのぞみ、採用されました。今こうやってボーダレス・ジャパンブログを書いていること自体が奇跡だなあとすら思っています。とはいえあまりにも生意気なことを言ってしまった感があり、内心びくつきながら働いているので、今回は思いきって面接官だった社長(ボス)に「クリスを採用した理由」を直接聞いてみました。
個人の願いを実現する場として会社はある
クリス
私は、入社してもいないのに「発信力を高めるために会社を利用したい」と面接で言いました。なのになんで採用されたのかなあ…と不思議でたまらないのですが。生意気だと思わなかったんですか?
社長(以下、ボス)
僕はその考えが生意気だとは思わなかった。そもそも「会社は個人がやりたいことを実現するための“場”」だと思ってるからね。それが当たり前の考え方であるべきだし、ボーダレスはそんな考えを持った人の集まりでありたいし。
クリス
今までの会社は「会社のために何ができるのか」という観点での面接がほとんどだったので、「自分の願いのために会社を利用する」という考えが肯定されることが新鮮です!でも、私はライターという職種軸から面接を受けたので、「ソーシャルビジネスって何?」「ボーダレス・ジャパンってなんかすごいことしてるんだろうな」くらいでしか会社を理解していないことも正直に伝えました。企業理解が不十分なのに、採用されたのも不思議でならなくて。そもそもライターとしての実績もそんなになかったですし、実績として見せたブログも趣味全開でしたし…。
ボス
別に最初からソーシャルビジネスや会社のことを知っている必要はないと思ってる。というより、それは入社した後に経験しながら自分の中に蓄積していくことだろうし。クリスを採用した最大の理由は「書くことが好き」という軸があったから。面接のときもあらゆる角度から質問を投げかけたけど「書くことが好き」という軸が一切ぶれなかったから、この子なら大丈夫だと思ったんだよ。
クリス
書くことが好きでよかったです。
ヲタクな自分を大切にしてほしい
クリス
あと、面接のときにものすご~く気になったことがあって。ボスの口から何度も「クリスはヲタク」だと言われたんです。私自身ヲタクでありたいとは思っていますが、全然そこまでに至っていないというか、ヲタクである自覚は全然なくて。なぜ、私のことをヲタクだと思ったんですか?
ボス
書くことに対してもだし趣味のアニメに対してもなんだけど、「1つのことに注ぐ情熱の量」がすごいと思ったからかな。ヲタク体質の人って、1つのことに情熱を注げる人のことを指すと思っているんだけど、その情熱が仕事というベクトルに向かった時に「おもろい化学反応」が起こるんじゃないかな~と。
クリス
悪い方向に働かないといいですが…(笑)
ボス
あとは、ヲタクって「好き嫌いがはっきりしている人」が多いと思う。好き嫌いがはっきりしているというと、いっけんわがままな人とも捉えられるけど、「心の感度が高い」とも捉えられるからね。だからクリスには書くことに対する情熱、「ヲタクであること=好きなこと」を活かして働いてほしいし、ヲタクであることを大切にしてほしい。
クリス
まさか熱中しやすい性格がこんなにも褒められるとは思ってませんでしたが、ボスに言われたヲタクである自分を活かして、これまでのボーダレスにないことにも挑戦していこうと思えました。
情熱をもって仕事に向き合えるかどうかを見ている
クリス
入社して1週間とちょっと経った(4/11時点)このタイミングで思うこともあって。ボーダレスで働く人のポジティブさとかフレンドリーさってなかなか他の会社では見たことないなと。私はかなりネガティブな性格なので、ここにいて場違いじゃないかなとすら思ってしまうことも実はあるんです。おそらく面接のときも、私という人間性はダダ漏れだったと思うんですが、会社の雰囲気と違うなとは思わなかったですか?
ボス
ネガティブであるとは感じなかったよ。確かに少し働いてみて「考えすぎる子」なのかなとは感じているけど、でもそれくらい仕事に向上心を持って取り組んでいると思っているからね。面接のときだって「書くことが好き」という一本筋が通っていたし、話を聞いていると「責任感を持って仕事に向き合うんだろうな」とは思っていたし。
クリス
なんだか照れますね…(笑)。でも、本当に私のネガティブさというか、ネガティブな方向から思考が始まるクセは、生きてきた中で染みついてしまっているので、なかなかボーダレスのメンバーのようになれるような気がしなくて。
ボス
いや、無理にポジティブになろうとしなくていいんじゃない?もちろんポジティブな方向から考えが始まるのはいいことだけど。でも、ボーダレスで働いていると、自然と考え方のクセとか習慣、価値観とかはポジティブな方向に変わっていくとは思っているよ。だって「何かを生み出す人間」になるには、ネガティブな思考があると前に進めなくなるからね。ボーダレスは「自分でゴールを決定する=自走型」の人間の集い。だから、きっとクリスもそのうち変われるんじゃないかな。
クリス
まだまだそんな自分はイメージできないですが、確かにいろいろ考えこみすぎて前に進めないことにもどかしさは感じているから、思いきっていろいろやってみます!
今の自分にできることをやる。それが期待に応える最短ルート
正直、怒られはしなくても、嫌味の1つ2つくらいは言われるかなあ…なんて思っていたのですが、むしろ「可能性があると思った」とか「1つのことに情熱を注げることは素晴らしい」とか褒められてしまい、恥ずかしさで全身燃えてしまいそうでした。
でも、採用された理由を知ったことで、自分のことを客観的に見ることができ、そしてほんの少し好きになれたような気がします。
私は、採用されたからには「期待に応えないといけない」と思っていました。また、あまりにボーダレスのメンバーが、ガツガツと仕事をしているので、「私もああならないといけない」とも。でも今回直接ボスと話をしたことで「今の自分にできること精一杯やる」ことが自然と期待に応えることにつながるのではという気がしています。
できないことをむやみやたらに取り組むよりも、できることでどう挑戦し、結果を残していくか。失敗も含めて挑戦することを良しとしてくれるボーダレス・ジャパンなら、「会社を利用させてほしい」と言い放った私の願いも実現できると思っています。
どんな形からでも、ボーダレス・ジャパンにたどり着いたそこのあなた!これまでの会社や人生で叶わなかったことが、ボーダレスでは実現できるかもしれませんよ。面接もありのままの自分でのぞんでみてください。失言ともとれる言葉を放って入社したメンバーがここにはいます。